2025年 フライフィッシング対象魚・人気ランキング BEST 16

2026/01/04fish in japan,Fly fishing,GT,top 10 most wanted fish,クロダイ,ゲームフィッシュ,コイ,トラウト,バス,フライフィッシング,ランキング,人気の魚,対象魚,日本

2025年が終わり、満を持してランキング発表の時期がやってまいりました!

本ランキングでは2025年中、日本からウガンダまで世界133ヵ国からアクセスのあった本サイトをGoogle アナリティクスのアクセス集計データに基づいて、どのフライフィッシング対象魚の情報が一番長く多くの人たちから閲覧されていたかを「興味指数」としてランク付けに使っています。

フライフィッシングでどんな魚が釣れるの?あなたの愛する魚は大丈夫?それではランキングを見てみましょう!

BEST 16 - 入れ替わりの血戦!

BEST 8 未満はスコアが近いため勝敗が大きく入れ替わるのですが、今回はあらゆる階層で激しく入れ替えが起きました!フライフィッシングが新しい時代に突入した兆し?

#16: メバル / Rock Fish (20->16)

ソルト・プレデターの入門にぴったりのメバル(シロメバル・アカメバル)がついにベスト16入りを果たしました!

ストリーマーで狙っても、ウェットで狙っても、ルースニングで狙っても面白い海の「岩魚=ロックフィッシュ」。新春にシーズンインしたばかりのターゲットとして狙ってみてはいかがでしょうか?

#15:イトウ / Sakhalin Taimen (圏外 -> 15)

日本最北端のプレデターのイトウ、初めてランク圏外の荒海から遡上してきてベスト16入り!

国内のサケ科の魚類で唯一サーモンタックルを使うに足る相手であるイトウ。回遊ルートを待ち伏せして狙うキャスティングゲーム、朝マズメ・夕マズメのボイル撃ち、ボトムサーチなどなど・・・。様々な狙い方で楽しまれています。

イトウをエリアでしか釣ったことが無かったTFFCCエドも、いきなりランカーサイズ狙いで道北の2大聖地「天塩川水系」と「猿払」に挑戦して玉砕!クランクベイトを飲み込んで#10フックがどこにもフッキングせずそのまま出てきたり、ストリーマーを飲み込んで16lbのフロロカーボンをあっさり切ったり、ワイルドさがたまらないサケ科プレデターの頂点といっても過言ではない魚です。

#14: ブラウントラウト/Brown Trout (28 -> 14)

フライフィッシング ブラウントラウト 中禅寺湖 fly fishing brown trout

本流と湖という、日本におけるトラウトフィッシングでビッグサイズを狙う時に欠かせないブラウンが初のベスト16入り!

外来魚ながらキャッチ&リリースを繰り返されて大きく育っていく個体はスポーツフィッシング心を熱くさせるトップレベルのターゲットになっています。

#13: ブルーギル/Bluegill (19 -> 13)

本州どこにでも生息を広げた「淡水のブリーム」ことブルーギル。トラウトフィッシングで使うドライフライやニンフのタックルで手軽にチョイ釣りできるだけでなく、都心の公園ではテンカラでも手軽に楽しめる、プレデター入門魚です。

#12: マルタウグイ/Far Eastern Dace (17 -> 12)

荒川水系の支流へ遡上してきたマルタウグイをユーロニンフでキャッチ(TFFCC国見)

東京湾沿岸河川のプレデター界の遡上魚がシーバスだとしたら、カープ界の遡上魚はマルタウグイという人気対象魚です。潮が上がってくる場所であれば通年狙うことができますが、沿岸河川へ遡上してくるシーズン中はユーロニンフで数釣りが狙えて、春の風物詩になっています。

#11: ブリ/Japanese Amberjack (14->11)

横浜港のナイトゲームでキャッチしたイナダサイズ

今や北海道まで生息域を広げた、沿岸回遊するアジ科ブリ属の代表的な魚。ベスト16内でランクを上げました。TFFCCエドがかつて湘南のサーフを狂ったように走り回りながらボイル撃ちで戦った相手でもあります。

野生のブリは35cmまでをワカシ、35-60cmをイナダ、60-80cmをワラサ、80cm以上をブリと呼びます。秋になると餌を探して湾の内部まで回遊してきますので、ボートで遭遇した際や接岸したタイミングで狙うことができます。

#10: イワナ・アメマス群 / White-spotted Char (10->10)

ドライフライにバフっと出てきたヤマトイワナ系アメマス

ベスト16に踏みとどまる、安定の日本のイワナ属の王様、イワナ・アメマス群!

北海道の川や東北の湖ではアメマスとして80cmサイズにもなるポテンシャルを秘めつつ、山岳国の日本にマッチした渓流魚としてのイワナたちは、イワナ=岩魚=岩に潜む魚、の名前の通り、元祖「ロックフィッシュ」として同じような性格の魚たちの練習としても貴重な経験を積ませてくれる魚です。TFFCCメンバーのトラウトフィッシングには外せない魚種です。

#9: スモールマウスバス / Smallmouth Bass (9->9)

イワイミノーをガップリと咥えたスモールマウスバス

都市郊外リバーのヒーロー、川バスことスモールマウスもベスト16に残りました。流れの中やストラクチャーから勇猛にフライにアタックしてくるエキサイティングさ。フックセットされた後の突っ込みパワーなど、シーバスに通じる面白さを持つフィッシュ。ウェット&ストリーマーのあらゆる技が通用するので、スイングフィッシングが好きな人間には超おすすめです。

TFFCCエドにとってはアメリカ時代にフライフィッシングで初めて釣った思い入れのある魚種です。

BEST 8 - 南国の王者がベスト8入り!

#8: ロウニンアジ (GT) (8->8) - Giant Trevally

ギンガメアジの群れの中に潜みHDJシュリンプのフォールに反応したロウニンアジ

TFFCCデイヴィッドに愛される「小さくてもジャイアント・トレバリー」ことロウニンアジがベスト8へ踏みとどまりました!

きちんと狙うと神経質なところを見せるくせに、ギンガメアジやカスミアジを相手にしていて油断していると、突然現れてフライをひったくってティペットを引きちぎり、アングラーを絶望の淵へ叩き落す荒武者。それがロウニンアジ。フィッシュイーターをフライで狙う「プレデターフィッシング」愛好家の中ではトップに君臨する皇帝です。

#7: ニジマス/Rainbow Trout (5->7)

しつこくスイングさせたウェットフライに観念した北海道のワイルドレインボー

TFFCCグチ・イマニー・ヒロミキ・エドがこよなく愛するキング・オブ・トラウトのニジマスもベスト8に踏みとどまりました。

北米で垂涎の的であるスティールヘッドを筆頭に、北海道のワイルドレインボー、そして品種改良されたハコスチ(箱島種xスティールヘッド種)など、それぞれが亜種と呼んでも良いほどバラエティに飛んだゲームフィッシュ。国内養殖トップの静岡県では、湧水河川でアングラーたちを唸らせる好敵手となっています。

#6: マゴイ/Common Carp (6->6)

ザリガニ・イミテーションを使ったサイトフィッシングで仕留めたマゴイ

TFFCCマーティンの愛する都市河川のビッグフィッシュ・コイ。2022年に2位まで躍進したマゴイは昨年に続きベスト8に残留。

物音に非常に敏感で、立つ位置からフライの着水まで気を遣うサイトフィッシングで狙う「フライカーピング」は緊張感MAXで、クロダイやボーンフィッシュを狙うスキルも磨けるフライフィッシング好敵手です。

#5:ヤマメ・サクラマス(ビワマス・サツキマスその他亜種含む)/Cherry Salmon (7->5)

回遊を狙いスイミングニンフで仕留められたホンマス(ビワマス同一種)

2011年から始まったランキングで首位を8年間守り通した女王陛下がランキング山の頂上から滑落した2019年、2020年はベスト4落ち、昨年は海外勢からのアクセスでなんとか今年もBest 8に踏みとどまりましたが、2023年に2位に返り咲いたのも束の間、再びベスト4落ち・・・。

サイズこそ小型のサーモンかつ釣る場所と時期を選びますが、アトランティックサーモンやスティールヘッドのように川で過ごす時間が長い国内随一のチェリーサーモン!「桜」「皐月」の名の通り、日本文化を体現する彼女たち。小型のサーモンフライやウェットフライを駆使して日本独自のライト・サーモンフィッシングを楽しむのも趣です。

BEST 4 - 異変発生!!

今回のベスト4はフライフィッシングが新しい時代へ入ったことを実感させる納得の結果になりました。

#4: マアジ/Japanese Jack Mackerel (2->4)

2022年に首位を取った日本の食卓には欠かせないマアジがベスト4に踏みとどまりました。数釣るゲーム性が管理釣り場のトラウトと似ていることもあり、サイズではなく形の美しさを楽しむところは渓流魚へ通ずるところもあり、食べて美味しい・持って帰って喜ばれる部分が人気の秘訣です。

フライ/フェザー/マイクロルアーのアジングも今や全国区となり、ナイトゲームで外灯下を狙うと言うわかりやすいゲーム展開と手持ちのトラウト用タックルで始められるだけでなく、フライフックもトラウトサイズで大丈夫。スピニングタックルでもキャロリグを使ってフライをキャストすることが珍しくありません。マルチタックルの「毛鉤釣り」を体現する代表的なターゲット確立です。

#3: ボーンフィッシュ/Bonefish (4->3)

HIT FILMS 岡野さんがシャローで狙い通りにキャッチした日本のボーンフィッシュ:ソトイワシ

安定した人気を見せるグレーゴーストことボーンフィッシュがついにブロンズ獲得!

周囲の色彩を写し込む銀色の魚体は景色へ溶け込み、慣れた目でも探すのに苦労するという、まさにゴーストの名に相応しいゲームフィッシュです。日本でも東京都から沖縄まで珊瑚礁に生息していますが、シャローでのフライフィッシングが成立しました!ただし、フラットでのサイトフィッシングが成立していないので、誰が達成するのか注視するところです。

#2: シーバス・スズキ/Japanese Seabass (3->2)

イワイミノーに水面炸裂が面白いシーバス

都心でも楽しめるスポーツフィッシングの王者、ジャパニーズ・シーバスことスズキ。TFFCCメンバーズのモンスターハンターたちの愛する東京湾がシルバーに復帰。

ストライプドバスやヨーロピアンシーバスを釣ってきたアングラーたちも納得する見事な魚体とサイズ。陸っぱり、ウェーディング、ボートなど狙い方も豊富でタックル選択肢も多くゲーム性の高さが認められてきた中で、トップ奪還が望まれます。

そして今年の優勝は・・・?

#1: クロダイ/Blackhead Seabream (1->1)

真夏の浜名湖の人気ターゲット、クロダイ

2019-2021シーズン三冠王のクロダイが2023年に返り咲いてから再び三冠王を獲得!

今年は渋い展開に苦しむアングラーが多い年でしたが、ドライフライ的な「テイリング撃ち」とウェットフライ的な「サイトフィッシング」の両方の良いところどりの魅力は広く伝わることとなり、大人気のゲームフィッシュとなりました。

古代から現代へ続く日本人の釣り物代表選手の一つであるクロダイ。西日本では盛り上がっていた「チニング」は中日本へ伝播して浜名湖界隈を熱くさせてきましたが、ついに首都・東京さえも飛び越え東北区まで広がり完全に全国規模の人気フィッシュとなりました。

キャスティングのスキルやフライ選択だけでなく、読み、アプローチ、キャスト、コール、プレゼンテーション、聞きアタリ、フッキングと続く天国と地獄を分ける分岐点の多さと要求される段取りの面倒くささにあなたの神経は耐えられるか!?フライフィッシングに求められるあらゆる要素を駆使するクロダイの釣りをマスターすることで、広い世界が待っています。

ベスト32

今回はBEST 16入りを逃した魚たちの顔ぶれも一新。

#17: ラージマウスバス/Largemouth Bass
#18: レイクトラウト/Lake Trout
#19: ストライプドバス/Striped Bass
#20: イケカツオ/Queenfish
#21: ヒラスズキ/Blackfin Seabass
#22: オイカワ/Pale Chub
#23: ギンガメアジ/Big-eye Trevally
#24: コーホーサーモン/Coho Salmon
#25: チヌークサーモン/Chinook Salmon
#26: オオクチユゴイ/Jungle Perch
#27: バショウカジキ/Sailfish ナイルティラピア/Nile Tilapia
#28: ライギョ/Northern Snakehead
#29: チャネルキャットフィッシュ/Channel Catfish
#30: ブルックトラウト/Brook Trout
#31: コーホーサーモン/Coho Salmon
#32: シイラ/Dolphin Fish

まとめ・・・「プレデター黄金期の到来」「多様化と好みの追求」

ついにベスト4すべてが「ソルトフライ対象魚」となっただけでなく、ベスト16全体で見れば7種がソルトという結果になりました。
ソルトフライはライセンス料が発生しないだけでなく、ライトゲームからビッグゲームまであらゆる対象魚の宝庫ですので、北海道から沖縄まで全国区でフライフィッシングが注目されるための重要なプラットフォームとして期待大です。

さらにバスやカープも根強くなり、トラウトフィッシングは御三家の「ニジマス・サクラマス・アメマス」へ人気が集中。日本も「ソルトウォーター」「コールドウォーター」「ウォームウォーター」の3つのフライフィッシングが完全に立ち上がった状態に入りました。

フライフィッシングといえば「手のひらサイズの渓流魚」だった時代は終わり、「プレデター」と呼ばれる40cm以上の肉食魚たちや「モンスター」と呼ばれる75cm以上の魚たちがフライフィッシングで狙えるという認知も広まったこと、アングラー垂涎のボーンフィッシュが目指すべきトロフィーとして確定したことで、日本のフライフィッシング最大の弱点だった「サーモンフィッシングの不在」も埋まっていくことで、野生魚を狙うスポーツフィッシングとしてのフライフィッシングへの挑戦が増えていく良い流れが出来てきました。

10年位ずっと減少し続けてきた「フライフィッシング」というキーワードの検索数がコロナ期を挟み、再び減少に入った今年。「フライ」の位置付けや世代交代もさらに進み、さらに幅広い価値観と奥深い価値観の両方が存在するのが、日本のフライフィッシングの実像です。これを発展させていくためには、業界の方も、旧態のままの「平均的にたくさんの人に訴求する、マスマーケティング」ではなく、「これがやりたいんだ!」という欲求に寄り添う「ニッチマーケティング」が求められています。

今後も日本ならではの対象魚や狙い方の豊富さで1年を通じて飽きずに釣り物や楽しむゲームを広めていくことが、フライフィッシング振興のためには欠かせないポイントだと思います。そして、フライ=毛鉤を自由に作り出せるフライフィッシングには広い世界が待っています。一部では垣根を超えて「ケバリング」という概念も誕生!

2020年代も折り返し点までやってきました。ここからがフライフィッシングにとって飛躍の土台となることを願って、TFFCCはこれからもいろいろな情報を発信していきます。

2011-2025年の結果

年度ゴールドシルバーブロンズ
2025クロダイシーバスボーンフィッシュ
2024クロダイマアジシーバス
2023クロダイヤマメ・サクラマスニジマス
2022マアジマゴイクロダイ
2021クロダイマアジスズキ
2020クロダイスズキマゴイ
2019クロダイスズキヤマメ・サクラマス
2018ヤマメ・サクラマススズキマゴイ
2017ヤマメ・サクラマススズキイトウ
2016ヤマメ・サクラマススズキイワナ・アメマス
2015ヤマメ・サクラマススズキイワナ・アメマス
2014ヤマメ・サクラマスイワナ・アメマススズキ
2013ヤマメ・サクラマススズキイワナ・アメマス
2012ヤマメ・サクラマスイワナ・アメマススズキ
2011ヤマメ・サクラマススズキイワナ・アメマス

2019
https://tokyoflyfishing.com/ja/reports-ja/report-2019-ja/best-16-most-wanted-fish-in-japan-2019-ja

2018
https://tokyoflyfishing.com/ja/reports-ja/report-2019-ja/top-10-most-wanted-fish-in-japan-2018-ja/

2017
https://tokyoflyfishing.com/ja/reports-ja/report-2017-ja/top-10-most-wanted-fish-in-japan-2017-ja/

2016
http://tokyoflyfishing.com/…/top-10-most-wanted-fish-in-ja…/

2015
http://tokyoflyfishing.com/…/top-10-most-wanted-fish-in-ja…/

2014
http://tokyoflyfishing.com/…/top-10-most-wanted-fish-in-ja…/

2013
http://tokyoflyfishing.com/…/top-10-most-wanted-fish-in-ja…/

2012
http://tokyoflyfishing.com/…/top-10-most-wanted-fish-in-ja…/

2011
http://tokyoflyfishing.com/…/top-10-most-wanted-fish-in-ja…/

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