東北源流2023 春シーズン:旅巻きと撮影フィッシングとユーロニンフ
TFFCCメンバーが4月の解禁から5月末日までの春期に行ってきたフライフィッシングのレポートです。
野巻き・旅巻きしながら大移動
今年の春シーズンの最後は、ロードツアーとなっていたためにフライの野巻き・旅巻きが毎日続くことになり、
1日目:湯川では貴重なライズを狙うためのドライフライを川辺で・・・
二日目:回数券を使い切るために来た中禅寺湖ではストリーマーを湖畔で・・・。ここで鱒夢チームのアウトドア食事会に合流させていただいて、「源流来なよ!」とお声がけいただきました。
三日目:お誘いいただいたフィッシングリゾート上永野ではイマージャーをランチタイムに・・・。トーナメントでご一緒している志賀さんと一緒に「もっふぃー」がより釣れる方法や巻き方などを試しました。
そして早めに移動して満タンに給油してから東北道を塩原で降りて一気に只見へ大移動!フライフィッシングとドライブ旅行が大好きな私ですが、仕事が忙しかった流れからそのまま4連チャンともなると疲れが出てきて、ヒゲを剃る時間も無くてこーんなヘロヘロな風貌になってきました・・・。
でも奥日光から只見に至る旅路は風景の美しさが素晴らしく、何年か前に同じように移動して東北の渓流へ行った記憶が蘇ります。
この日は余裕がたっぷりある時間内に只見駅に前乗り到着できたので、温泉を楽しんでから快適な爆睡・車中泊でした。
鱒夢チームと一緒に源流撮影フィッシング!
源流へ向かう前の合流地点に早めに到着してみんなを待つことしばし。今回はYouTube向け動画撮影を行うとのことで、私もGoProを装着してクルー?キャスト?の一員として源流へ入りました。
そして驚異的に安定した足腰で正確に素早く先へ進んでいくトーナメントキャスターの小林さんが監督。
とあるアメリカからやってきた「怪人」が登場する映像を手際よく撮影していきます!
その本編はこちら!
めちゃくちゃドライフライが上手なJOKERでしたが、途中からメイクが崩れて「西川のりおのオバQ」にしか見えませんでした・・・。
源流イワナの後追いユーロニンフ
この日はまだ雪渓もたくさん残り水が冷たい中で、早い時間のスタートでドライフライへの反応が悪い時間がもったいなかったこともあり、鱒夢店長・飯島さんの「そうだ、ユーロニンフで追いかけながら釣れば良いじゃん!」とのアイデアを実行することに。とはいえ先行するジョーカー・・・もとい戸澤さん&小林監督のドライフライ・ショーの後からでもイワナは釣れるのでしょうか???
ショッキングなタイトルですが、こちらは28秒目のユーロニンフの場面からスタートしますのでご安心ください。
※動画の一番最後にショッキングな映像があるらしいのでご注意を!(私は怖くて見てません)
結果から言うと、西表島の源流ではオオクチユゴイ相手にすでに試して効果を実感しましたが、東北の源流でもイワナ激釣できるユーロニンフでした!朝イチのドライフライへの反応が薄い時間帯も普通に連続で釣れてきます。
日が高くなってドライフライ・タイムになった後からも安定して釣れます。先行者の方がドライフライを流さない竿抜けも狙えるユーロニンフは、障害物にピッタリと潜むが故に視界が狭い源流イワナとの相性ぴったり!
この日入った沢の最大サイズの尺イワナも巻き返しの奥へジグニンフを入れてあげるとこの通り。
がっつり上アゴにフッキングしやすいのでバラしづらいのもメリットです。
ブユへの対処は迅速に!
今回動画の中でも映っていますが、ブユに食われた場所を小林監督がポイズンリムーバーを使って対処してくれたところ、何もせずに放置してしまったところで後日大きく治りが変わってきました。
ポイズンリムーバーで吸い出したところは変色こそすれ、すぐに痒みも止まり腫れもひいています。
面倒くさがって対処してなかった手のひらの2箇所は口で吸って見ましたが、毒の除去が甘くて1週間くらい痛痒い思いを・・・。
その場でも楽になるし、治りも早くなるので、毒虫がいるフィールドには必ずポイズンリムーバーを持っていきましょう!
鱒夢チームと一緒に水辺クッキング!
この日は小林監督・ジョーカー戸澤・エドの3人組パーティーと、飯島店長・ガネゴン・チャンピオン北林さんの3人組パーティーに分かれていましたが、みんなが戻ってきてから別の水辺へ移動してクッキングパーティー開始!
末席に加えていただきましたが、いつもエネルギッシュに遊びに全力投球の鱒夢チーム恐るべし!フライフィッシングをやり切りたい方は絶対にショップへ行ってみるとことをお勧めします。
まとめ
シーズン早期の源流でのユーロニンフ。水温が低いためイワナの付き場所がまとまっていたり、障害物にタイトについているのでニンフが得意とする状況が多く、たくさんイワナを楽しむことができました。
もちろん冷水に強いイワナたちは日が指してきてからは、むしろドライフライの方が圧倒的に反応が良くなってしまいましたが、定位したがる魚なので水中をピンポイントに狙えるユーロニンフはとても有効な釣り方であると確認できました。
狭い源流を複数のアングラーが釣り上がっていく中でも、ドライフライ&ニンフィングのコンビネーションはお互いのニッチを譲り合えるのでとても便利!今後もチャンスがあれば源流でどんどんユーロニンフしちゃおうと思います。
タックル情報
シングルハンド11フィート3番:ニンフィング
- フライ:ビーズヘッドニンフ 3.3mm、3.8mm
- ティペット:シーガーエース 1号
- リーダー:サンヨーナイロン ビジブルトマト2号
- フライライン:Dohiku Level Racing Line AFTMA L3F
- リール:Hardy Ultralite UDLA 6000 (195g)
- ロッド:Echo Shadow X 11’0″ 3番 (g)
この記事のディスカッションに参加する | Join the Discussion
東京フライフィッシング&カントリークラブのFacebook グループ「Friends Lobby」ではメンバー以外の方とのディスカッションも行っています。気になる情報や質問などはこちらまで!