モノアイ(モノフィラメント・アイ)の作り方

フライタイング,フライパターン,フライフィッシング

甲殻類のアイとしてホットスポットとして機能するだけでなく、水流の中・ボトムでのフライの姿勢を安定させるスタビライザーの役割も果たすモノアイ。

必要なもの

  • ナイロン16号・・・細いとあっという間にフグやカワハギに食い千切られてしまいます
  • ライター・・・タバコを吸わない方は最寄りのスナックのママから借りてきてください
  • UV/LEDレジン・・・LEDで粘度が上がり、UVライトでガッチリ固まるハード系
  • UVレジン着色剤・・・UVライトの光を通してくれるけどブラックが使えるスグレモノ、ブラック以外にオレンジもあると便利
  • ポストイット・・・UVレジン
  • アイを突き刺す発泡スチロールなどの穴の空いたもの

売っていない地域の方も読むと思うので、一応リストアップしておきます。

ステップ解説

ライターの炎の青い部分を使って、5cm程度にカットしたナイロンの先端を丸くします。周囲に可燃物を置いたりしないよう、また、くれぐれも火傷には注意してください!

ペアごとに作り置きすると作業が捗るのでまとめて作ってしまいます。

ポストイットの上でUV/LEDレジンに着色剤を混ぜたもの(色がつけば比率は適当)を作っておき、そこへ丸まった方のカット・ナイロンをつけて好きな形と大きさにします。

つけ終わったものから発泡スチールにプスプスと刺していきます(手が汚れるのが嫌な方は、あらかじめボドキンなどで穴を空けておいてください)。

天気が良い日は窓のそばに置いて放置して固めますが、夜間や曇りの日などは固まるのが遅いので、UVブラックライトの下に15分間以上放置しておきます。

固まったら出来上がり。アイの直径を大きくしたい場合は、2度漬けしますが、大阪人からは嫌われるのでご注意ください。

このテクニックを使うフライ

元々がボーンフィッシュを狙うフライから使われるようになったモノアイですが、シュリンプフライやクラブフライ全般。淡水で使う稚ザリガニやカディスニンフにも使えますので覚えておくと楽です。

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