BJ マイクロケイヒル ウェットフライ
アメリカ東海岸キャッツキルスタイルの中のクラシック・ウェットフライとして今でも根強い人気のケイヒル。ドライフライで困った時のチートとして使ってきたTFFCCエド吉田が意味のある小型化ができないかとマーティン・ホワイトに相談しながら改造したマイクロサイズのフェザーウイング・ウェットフライです。同時に2024年に投入の「餌フライ」1号。
太平洋側河川の冬から春まで、PMDやBWOといった小型のハッチしか見られない時に便利で、アップストリームにもダウンストリームにも使いやすく、コカゲロウや極小のマダラカゲロウに対する動きがある時にはマッッチザハッチ用フライとしても効果的です。
ステップ解説
テールとウイング以外はこちらのフライとほぼ同じなので参考にしてください。
マテリアル
フック:ドヒーク HDN302 #18-20
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 22/0
シャックテール: テックストリーム グリッタースレッド パール
ボディ: テックストリーム ボディフライUV: イエロー(カゲロウ・PMD)、オリーブ(マダラカゲロウ・BWO)
ソラックス: ドヒーク スクイレルダビング
ハックル:ブルージェイ スカルプまたはスロートフェザー
ウイング: レモンウッドダック
ツール
テンションの調節ができる稀有なハックルプライヤー。繊細なソフトハックルを扱う時に作業が格段に楽になります。
20番以下のミクロの世界に非常に便利なのがストンフォ「拡大レンズアーム」。このパターンでもウィップフィニッシュできる快適さです。
使い方
水温が冷たい時間帯でハッチが見られず、水面張り付きから下の水面直下まで探りたい時に使います。
ダウンストリームに使う場合は普通のウェットフライと同じくドリフトやスイングで誘う時に使います。流れが緩い場所では一旦流し切って沈め警戒心を解いてから、ラインにテンションをかけてイマージングまたはスイミングで誘うと効果的です。
アップストリームからサイドで使う場合、魚のレンジを見定めて、水面直下で使いたい場合はフェザーウイングにフロータントを塗ってください。
魚が群れで入っていて警戒心が高い場合、アップストリームから流して上流側の群れにテールを見せないようにしておいてから、下流側の魚をダウンストリームで誘います。
サイトフィッシングにも効果的ですが見えづらい場合はフライのヘッドにカラースレッドを使ってカラーヘッドにすると見やすくなります。
C&Fデザインのパワーフロートはこのフライの浮力調整に非常に便利です。
戦績
- ヤマメ
- ニジマス
タイヤー
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