タイメンとご対面！ – 朝霞ガーデン、埼玉県朝霞市

2007/09/272020/11/25イトウ,ストリーマー,タイメン,フライフィッシング,朝霞ガーデン

この日は杉坂隆久さんのウェットフライのDVDを見た影響で、「イトウ釣ってみたい！」となり、「ルードボディストリーマー」の材料が手に入らないので、ウィングとテールはマラブーを使った自前のストリーマーを作って朝霞ガーデンへ向かったのでした。

シアトル出張で買ったSageの5番ロッドにラインシステムはシューティングヘッドで組んで、水辺に経ってテストキャストから始めると、「おーい、向こう岸釣っちまうぞー、笑」と冷やかす周りのフライマン。フッフッフ、こちらが何を狙っているか知らぬが仏だ。そう心の中でほくそ笑みながら、対岸のフライマンが休憩するタイミングに岸すれすれにフライをターンオーバーさせてラインをしっかり底まで沈めます。マラブーテールが踊るように動く、秘技ストリッピングを繰り返すと当たる当たる・・・。でも釣れてくるのは目当てのイトウではなくニジマスばかり。

1時間くらいキャッチ＆リリースを続けていて飽きてくる頃、ストリッピングをする手が「ゴン！」と固い感触に変わりました。根がかりしてしまったのだろうと大きくラインを引いた途端・・・重量感のある動きが手元にビンビン伝わってきます。そしてテンションを感じたのでしょう、突然暴れ始めて池を左へ右へ走ります。周りのフライマンも異常を察知して様子を見守ります。「ニジマスのでかいのか？」と聞かれてついドヤ顔で返そうと思った瞬間、水中から空中へジャンプしてそのまま尻尾でテールウォーク！こんなファイトの魚を見たことがありません。リールからどんどん糸が出ていき、なんとか巻き取ることを繰り返し３回目、ついにその姿がヌラーっと現れました。

隣りの親切なフライマンがネットインを手伝ってくれてメジャーで計測したら64cm!　傍観していたスタッフの人は私と目を合わせたあと、「70cmだようー！」と誰に向かって言っているのかかなり盛った数字にアップグレードしながらオフィスまで走って行ってしまいました。こっちは生物学的な興味しかないので、変な記録が残らないようにさっさと写真を撮ってリリース。

管理釣り場の狭い空間でこれだけのファイトをするイトウ、いつか北海道で野生の魚と渡り合ってみたいと思いました。

結果

イトウ (サハリンタイメン): 64cm
ニジマス：何匹か記録なし

 

タックルデータ

フライロッド：Sage Launch 590-4
フライリール：ダイワロッホモアLA 7/8
シューティングヘッド：Scientific Anglers ST 6 タイプ2
シューティングライン：Scientific Anglers シューティングライン・フローティング
リーダー：Tiemco テーパーリーダー 9フィート
ティペット： 3X ３フィート
フライ：マラブーストリーマー#8

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