CDCパラシュートダン

2020/11/25CDCフェザー,カゲロウ,スレッドループ,センパーフライ,ティムコ,ドライフライ,ナノシルク,ハックリング,プティジャン,フライタイイング,フライフィッシング,マジックツール,釣り上がり

CDCフェザーをスレッドループを使ってハックリングするドライフライ。
早春や寒い日でもハッチする小型のカゲロウ(#18サイズ)から、盛期の中型のカゲロウ(#14サイズ)を表現できます。見やすくて投げやすく、魚へはふわっとした着水でしっかりとアピールをしつつ脅かしません。柔らかいマテリアルしか使っていないので、吸い込みやすくフッキング率も高いパターンです。
釣り上りにも、シビアなマッチザハッチにも対応します。

マテリアル

スレッド: ナノシルク12/0または18/0ブラウン
フック:TMC100BL #14-18
テール:コックハックル・ブラウン
ボディ: ドライフライダビング・ブラウン
ウィング:TMC エアロドライウイング・オレンジ
ハックル:CDCフェザー2枚をむしり、スレッドループに挟みこんでハックリング

ツール

スレッドループのやり方

ナノシルクなどのスレッドをセットしたボビンを時計回りに回転させると「撚り」が入り、スレッドを細くして使うことができます。反対にフラットに使いたい場合は、ボビンを反時計回りに回転させると「ほどく」方向へ回転します。

ほどいたスレッドはミシン針(7番以下の細いもの)を使うことで割くことができますので、そこへむしったCDCやダビングなどを挟むことで「スレッドループ」を活用することができます。スレッドループへマテリアルを挟んだら、ボビンを時計回りにスピンさせて締め込んで準備OK。CDCを挟み込んだスレッドループでハックリングします。

マルク・プティジャン「マジックツール」

スレッドループやダビングループにはさみ込むマテリアルを用意するのに非常に便利なツール。CDCのファイバーをむしり取る作業も時短かつ綺麗にできます。

使い方

シマザキドライシェイクスプレーをしっかりとかけて、フワフワの状態を保つようにします。
フライを水面よりも1.2mくらいの高い位置でターンオーバーさせて魚へアピールしてから、流し始めの場所へふわっと落とします。自然に落ちるよう、ティペットの長さは調整してください。

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