釣りキャンプ – フィッシュオン!鹿留
とある週末にお昼ご飯を食べている時に、次男に何をしようか聞いたところ「釣った魚が食べたい!」という嬉しいリクエストが!妻と長男はすでに車に乗って出てしまっていたので、実家のハッチバックを借りてインフレータブルテントなどの道具を放り込んで出発したのが午後2時。
私の頭の中は運転中も「設営、設営、設営」と段取りのことでいっぱいですが、うちの次男は「さーかーな、さーかーな、さーかーな」の連呼で気持ちをさらに焦らせます。鹿留に到着してチェックインしたのは午後4時を回ったところ。週末だと午後12時から7時まで午後券で釣りができますが、暗くなってくると設営や夕飯が大変です。慣れていない子供がフライフィッシングを暗い中で水辺でするのもトラブルの元なので、今日はキャンプ、釣りは明日することに納得して設営をすすめました。
それもこれも、「大型テントの設営は時間かかるしなぁ」という気持ちがあったからなのですが、今回が4回目となるアウトウェルのトムキャット5SA。知らない間にスキルアップしていたみたいで、脳内トレーニングしていたこともあり、わずか15分くらいで本体と外のオーニング、主要な場所のペグダウンが終わってしまいました。続く15分でカーペットや家具などの内装をやりながら電動ポンプでエアベッドも準備ができてしまいました。
再び「さーかーな、さーかーな、さーかーな」の念仏が聞こえてきます・・・。しまった、外もまだ明るいじゃないか!いまさら釣りをするのも料金がもったいない(それが本音だろ)ので、「びーふてき、びーふてき」とやりかえしたらあっさり納得してくれました。
ステーキを焼いてライスと食べるだけのシンプルな夕食を済ませたあとは、それぞれの選んだLEDランタンで食後の時間をテーブルで過ごします。息子は宿題。パパはコーヒーブレイクです。共有スペースなのに、異なる灯りでスペースを区切ることができる・・・。貴重な発見です。
日が完全に落ちるまえから雨が降り出して、やがて大降りになってきました。しかし室内の広いこのデンマーク製テントははじめから悪天候を想定して作られているので中は快適そのもの。息子はLEDランタンとマンガをもってエアベッドで寝る体制。パパは残務を片づけるためにMacでカタカタ仕事してから就寝。
翌朝ゆっくりと目を覚ましたら、まだ雨が降り続けていました。いろいろ部屋の中でできる遊びはやり尽して、最後はMacをインターネットにつないでゲームでもやるしかないところまで追いつめられる前に雨が止んでくれました。
インテリアを片づけて、エクステリアとペグを片づけたら、ささっとエア抜きして畳んで撤収おしまいです。再び釣りのためにチェックインします。
お兄ちゃんと同じく4歳でフライフィッシングにデビューした次男ですが、両手で投げられるEcho Geckoの使い方をよく覚えていてニンフを狙ったところにいれて次々と釣っていきます。「食べる分だけキープするから」と伝えてバケツを預けておきます。
美味しそうなニジマスを何匹かキープしてから・・・
パパのために好物のヤマメも釣っておいてくれてました!充分に数がそろったので、下準備をしてニジマスはたっぷりのオリーブオイル焼き、ヤマメは家から持ってきた岩塩だけふった塩焼きです。
運動をした後のお昼だけにあっという間に魚が無くなっていきます!ヤマメも美味しかったですが、一夜干しくらい寝かせてからの方が身がしまってもっと良かったかもしれません。オリーブオイル焼きのニジマスは相性ぴったりで絶品でした。
大型だけど設営も撤収もさっさとできるインフレータブルテント。大助かりでした。
この記事のディスカッションに参加する | Join the Discussion
東京フライフィッシング&カントリークラブのFacebook グループ「Friends Lobby」ではメンバー以外の方とのディスカッションも行っています。気になる情報や質問などはこちらまで!