第1回フライスコアリング丸沼大会: 鱒夢カップ2022:結果レポート

2022/12/21waltonflyfish

会場

丸沼 | Lake Maru
片品村, 利根郡, 群馬県, 日本

日本最古の管理釣り場として、「丸沼釣友会」の歴史を持つ名門のクリアレイク丸沼。当日の最低気温は-4℃と厳しい天候の中、ボート選手の中にはエレキモーターが凍結してしまう事態も発生しました。大会本部でも機材の不調や慣れない低気温の中の作業が滞りましたが、フィッシング&キャスティング両方の世界のトーナメント経験者たちのサポートもあり、無事に予定通りスタート、予定通りにストップ、表彰式まで執り行うことができました。

  • 会場:丸沼(群馬県利根郡片品村)
  • ゲーム種別:バンクフィッシング(岸釣り)・ボートフィッシング混合
  • カテゴリー:トラウト
  • イベント種別:ラウンド対戦
  • ラウンド構成:フルタイム5時間
  • スコア方式: フライスコアリング(21cm以上対象、1cm x 1チェック=1ポイント)
  • チェック方式:フルメジャー
  • 参加人数:30名

審判 | Officials

スコアマスター | Score Masterコントローラー | Controller
エド吉田
ヒロ国見
土谷勇次郎
遠藤祐紀

メダリスト、チャンピオン、ベストフィッシュ、最多キャッチ発表

3位:73ポイント・・・小原誠司選手(#6・ボート・JSC埼玉・埼玉県)

強靭な肉体をラギッドな服装の下に隠しもつ、トップ・キャスターの小原選手

フライキャスティング・トーナメント界では、飛距離(二種・六種)も正確度(一種)も共にトップレベルのキャスターとしてチャンピオンの座に輝いている小原さん。キャスティング・スポーツで鍛えられた肉体・技術・精神力から繰り出されるレーザービームのようなループで24、49とスコアを上げて3位入賞されました!

ビクトリータックル

  • フライロッド:カプラス シュープリーム
  • フライリール:Hardy Ultralite Disc #7
  • フライライン:3M Scientific Anglers 中禅寺湖スペシャル 6/7、クイアインター・ティップ
  • システム:9フィート テーパーリーダー 4X + 1mティペット 4X
  • フライ:「ちっちゃいゾンカー」10番細軸フック

2位:74ポイント・・・田中慎吾選手(#50・ボート・ATFC・埼玉県)

エリアトーナメント集団「ATFC」のハイスコアラー常連の田中さん。トーナメンター界からの期待を背負って「ボートにはボートの勝ち方がある!」と、あえて鉄板ポイントではなくボートならではのランガン敢行!微妙なストライクを見分けることで鍛えられた鋭い観察眼の先には「潮目」「回遊の群れ」「ライズ」!47、27と数を重ねて、3位との差わずか1ポイントで見事2位入賞を果たしました。

一緒に参戦したATFC組長と鉄人に挟まれる田中選手

ビクトリータックル

  • フライロッド:Tiemco Euflex J-Distance SIC #6
  • フライリール:Loop Opti Dry Fly
  • フライライン:WF7 S3
  • システム:Akron エラスティックショックバット1.8m、テーパーリーダー60cm、ティペット 6X 1.8m
  • フライ: スピードファイバー ボディ-フォールベージュ、マラブーテール-ヘンドリクソン、#12ノンウェイト

1位:166ポイント・・・山本悟選手(#10・岸釣り・無所属・栃木県)

スコア首位かつ鱒夢カップを勝ち取ったのみならず、「ベストフィッシュ:67cm」「最多キャッチ:3」まで総なめグラムスラム達成された山本選手。息子の賢二さん(「山本ループ」などストレスフリーな実釣を実現する名手)と一緒に参加されましたが、丸沼人気ポイントである激戦区では、伝説のフライ「Sランナー」を投入!一般客のアングラーたちも驚く狙いの正確さと読みの鋭さで、67、46、53とハイスコア・フィッシュをチェックしていました。

ビクトリータックル

  • フライロッド:Sage Igniter #8
  • フライリール:Waterworks-Lamson Litespeed G5
  • フライライン:RIO Skagit(リアとフロントカット)、Sawada DST、AirFlo デッドストック品クリアインター(ティップのみ)
  • システム:AirFlo ポリリーダー15フィート(リアカット)+ ティペット 1.5号
  • フライ:Sランナー #12

ベストフィッシュ・・・67cm ニジマス

大会スコア結果

フライスコアリング2022 鱒夢カップへを戦い抜いた選手の方たちのランキングです。
※同点またはブランク(0ポイント)の選手の並び順はシステムへの登録順になっています。

  • Season Point --- ファイナル大会のポイント数
  • Checks --- チェックインした引数
  • Best Check --- チェックインした最大サイズ

TFFCCフライスコアリング2022ファイナル「鱒夢カップ」 選手ランキング

詳細スコア

項目をクリックすると並び順を変更できます。

成績データ

# 選手 位置 Points Best Check Event Bonus Catch Qualified
35タグチキミカズ-00000
17タグチシュウイチ-00000
40ツネオカ-00000
1ナカムラカツヤ-00000
45ノムラヒロキ-00000
32フジワラノブヨシ-00000
28ホンベ-262601 (26')1
4ヤマダタクヤ-00000
53Ken Yamamoto-00000
52ワタナベアオイ-00000
57上野岳彦-414101 (41')1
44中込雄万-00000
41北林睦雄-00000
2北條伸彦-00000
42吉富健志-00000
48大澤宏-00000
60小出和己-00000
6小原誠司-734902 (24', 49')1
21小池祐貴-272701 (27')1
49山本勝教Score Master | スコアマスター00000
10山本悟-1666703 (67', 46', 53')1
16島崎雅史-242401 (24')1
37木村キムラ-634202 (21', 42')1
15柴田貴司-00000
50田中慎吾-744702 (47', 27')1
13町田マサノリ-00000
26福村-00000
19稲葉隆-00000
20蛯名エビナ-00000
46遠藤和徳-242401 (24')1
 合計 518    

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フライショップ「鱒夢」

北関東と南関東の「へそ」である本庄児玉の新進気鋭のフライショップ。ビクトリータックルも取り扱っています。

フライフィッシング競技会・フライキャスティング競技会どちらのトッププレイヤーも支えるプロショップの顔を持ちつつも、タックルデザイン&コマーシャルフライ工房である強みを活かし、完成品をヒントに店内でマテリアルを調達して「ヒットフライ」を生む原動力にもなっています。

フライスコアリングについて

「東京フライフィッシング&カントリークラブ」(TFFCC)が、世界選手権や欧米・オセアニアの選手権大会経験者、国内トーナメント主催者たちと一緒に推進しているスポーツとしてのフライフィッシングの楽しみ方です。世界標準としてのFIPS-Moucheルールを意識しつつ、ローカルルールと調整して「リバー・バンク・ボート」3つのフィールドにおけるアスリートとしてのアングラーを育成するための活動です。

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