CHAT GPTに聞け! 「フライフィッシングを始める90日プラン」

TFFCCメンバーズのミッションとして、「毎年、必ず一人はフライフィッシングを始める新しい仲間をサポートする」というものがあります。元々はバイリンガルの外資系サラリーマン&個人投資家の遊び仲間の寄り合いで始まって、来日する方の中でフライフィッシングを嗜まれる方へ、自然環境に優れた日本を満喫したい人をガイドしたり、行き先をサポートしたり、仲間のスキルアップに協力したり・・・そんな活動を部内ではやってきた中で、英語ベースの教材やトレーニングセッションもあって、しばらく内容が更新されていませんが、今もメンバーの誰かしらが新人育成に携わっています。

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最近気になる「始める人」を取り巻く事情

最近、各所でどうやってフライフィッシングを「始める人」をサポートして、もっと一緒に楽しむ仲間を増やすのか、相談を受けることが増えています。ただ、いつも気になるのは、みんなそれぞれの想いや熱意を持っているのですが、「相手の立場」について考えるよりも、「始めさせたい」「教えたい」「集めたい」が先走ってしまっていること。

また、多くのケースでは経験者自身の中に「今のフライフィッシングで本当に楽しいんだろうか」という疑問も持っていて、今までやってきたフライフィッシングを認めてもらいたい想いが強過ぎたり、相手が受け止められる許容範囲以上の期待値をアウトプットとして要求してしまったりすることもあります。

とはいえ、TFFCCメンバーズも含め、すでにフライフィッシングに熱中している現役の人間にとって、偏見のレンズを通さずに、初心者の方・初級ステップでつまづいている方、ちょっと飽きてしまってお休みしている方、そこまで本気になっていない人、などなど・・・立場を想像することは難しい・・・。

そこで、AIの力を借りて提案してもらうことにしました。使用したAIはOpen Aiの「CHAT GPT」です。

前提:どういう人たちが「始めたい」のか?

これからフライフィッシングを始めたい人には:
①ある程度フライフィッシングをやっていたが、続きから再開したい人
②フライフィッシングを少しだけ体験したが、改めて本格的に始めたい人
③ルアーや餌釣りをやっているが、フライフィッシングを始めてみたい人
④釣りをやったことが無くて、フライフィッシングを始めてみたい人
の4種類がいます。

フライフィッシングが楽しめる環境は
①フィールドフィッシング・・・魚が自由に行き来できる自然な環境で、魚を探しながら釣りを行う環境
②エリアフィッシング・・・池や川を区切った魚が固定されている環境で、釣りだけを手軽に楽しめる環境
③アドベンチャーフィッシング・・・手付かずの大自然の中で目標とする魚を探索したり、冒険活動の中で気分転換や食料のために釣りをする環境
の3つに分かれます。


釣りを行う時間の使い方は:
①チョイ釣り・・・4時間以内にパッと行って楽しむ
②フルデイ釣行・・・4時間セッション x 2回フルに一日楽しむ
③泊まり釣行・・・フルデイを2日程度行う
④遠征釣行・・・移動も含めて1週間程度遠くまで釣りに出かける
の4種類があります。

上記の4種類のフライフィッシングを始めたい人に最適な「初めの90日間」を提案してもらいました。

AIの提案

① ある程度フライフィッシングをやっていたが、続きから再開したい人

(経験者向けのリスタートプラン)

1〜30日目: 基礎のリフレッシュ

  • 以前使っていたタックルの確認・メンテナンス
  • 最新のフライフィッシング事情をチェック(道具・釣法・ポイント情報)
  • エリアフィッシングで感覚を取り戻す(1回以上)
  • タイイング(毛鉤作り)を試す

31〜60日目: 実践でスキルを磨く

  • フィールドフィッシングで魚を探す練習(1回以上)
  • フルデイ釣行を計画し、新しいポイントを開拓
  • キャスティングの改善(動画撮影&自己分析)

61〜90日目: ステップアップ

  • 泊まり釣行を計画し、アドベンチャーフィッシングに挑戦
  • 未経験の釣り場やターゲット魚種にチャレンジ
  • 釣行記録をつけ、今後の目標設定

② 少しだけ体験したが、本格的に始めたい人

(基礎から実践までしっかり学ぶプラン)

1〜30日目: 基礎固め

  • 必要なタックル(ロッド・リール・フライ・ライン)の準備
  • エリアフィッシングでキャスティング練習&魚の反応を見る(2回以上)
  • フライの種類や基本的な釣り方を学ぶ(ドライ・ニンフ・ストリーマー)

31〜60日目: 実践強化

  • フィールドフィッシングで自然の中で釣る経験を積む(2回以上)
  • フルデイ釣行で、一日釣りに集中する経験をする
  • ショートトリップ(1泊)で、釣り旅の楽しみを知る

61〜90日目: ステップアップ

  • 泊まり釣行やアドベンチャーフィッシングを体験
  • 自分に合ったスタイル(ウェット?ニンフ?ドライ?)を見つける
  • 道具をアップグレードし、次の目標設定

③ ルアーや餌釣りをやっているが、フライを始めてみたい人

(釣り経験者向け、フライへのスムーズな移行プラン)

1〜30日目: フライフィッシングの基礎理解

  • ルアー・餌釣りとの違いを学ぶ(フライの流し方・キャスティング)
  • エリアフィッシングで実際にフライで釣る感覚を得る(2回以上)
  • キャスティング練習を重点的に行う(最低5回)

31〜60日目: フィールドでの実践

  • 自然の中で魚を探しながら釣る経験を積む(2回以上)
  • ルアーでよく釣った場所でフライを試す
  • タイイングに挑戦し、自分で作ったフライで釣る

61〜90日目: フライでの自分のスタイルを作る

  • フルデイ釣行を1回以上経験し、ルアーとの差を深く理解
  • 泊まり釣行で、フライならではの釣り旅の魅力を体験
  • 専門性を高める(ターゲット魚種を絞る、難しい釣り方を試す)

④ 釣りをやったことが無く、フライフィッシングを始めたい人

(ゼロから楽しく学ぶプラン)

1〜30日目: 釣りの基礎&フライの魅力を知る

  • 道具の準備(初心者向けセットを購入)
  • エリアフィッシングでフライフィッシングを体験(3回以上)
  • キャスティングの基本練習(最低5回)

31〜60日目: フィールドでの釣りに挑戦

  • 初めてのフィールドフィッシングを体験(1回以上)
  • フルデイ釣行に挑戦し、一日釣りを楽しむ経験をする
  • フライの種類や魚の習性を学ぶ

61〜90日目: 釣りをライフスタイルに取り入れる

  • 泊まり釣行を計画し、より本格的な体験をする
  • 自分の好みに合った釣りスタイルを見つける(エリア派?フィールド派?)
  • 新たな目標(アドベンチャーフィッシング挑戦、より大きな魚を狙う)を設定

まとめと続き

いかがだったでしょうか?意外にも親切に中立に提案されていると思いますが、最初の90日間の過ごし方は、どのタイプの人も
30日間で基礎を固める
60日目までにフィールドでの釣りを体験する
90日目までに自分のスタイルを確立し、次の目標を見つける

これを意識すれば、自然とフライフィッシングの楽しみ方が広がります!

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この記事のメンバー

「常に初心者」をモットーにする男。ただ単に「飽きっぽい」だけという説あり。

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