Neversink Steno Caddis – 不沈ヒゲナガ

2024/01/02カディス,ドライフライ,ヒゲナガ,フライタイイング,フライフィッシング

Neversink Drake | 不沈モンカゲロウ」を作る際に、他にEVAフォームで何か作れないかと思い、魚へアピールする上で「沈むと困るもの」を考えていたら「ヒゲナガ!」と言う意見が出たので、安直に取り掛かった割には魚からもタイヤーからもとても良い反応のパターンです。

盛りの過ぎた秋川のとあるポイントでイブニングに使ったところ、食い切れないサイズのヤマメたちが猛アタックしてきました。別のポイントでフラッタリングさせると、良いサイズのイワナがガポッとくわえてくれましたが、残念ながらティペットが切れてバラしてしまいました・・・。

着水する時の存在感あるアクション、リアルなシルエットとCDCウイングのゆらめきが魚を誘います。飛び立つ前の姿勢で浮かぶようにバランスを考えてあるので、フラッタリングやスケーティングがやりやすいです。今のバージョンは魚へのアピール力は抜群ですが、ティペットのよれが出やすいのと、フッキングに課題があるのでハルゼミパターンと一緒に今シーズン改良する予定です。(アクション性能とフッキング性能は相反する要素が大きいのです)

マテリアル

フック:がまかつS10-B #6、ドヒークHDS #6
スレッド: テックストリーム GSPパワースレッド16/0
フォームボディ:東急ハンズEVAフォームもしくはフライフォーム2mm、タン(幅5mm程度の短冊型に切り出してから使います)
ソラックスベース:ドライフライダビング・ブラウン
アンテナ:フェザントテイル2本(抜けないように折り返して巻き留めます)
ハックル:コックネックハックル・タン
アンダー・ウイング:CDC・ナチュラルを3枚重ね
オーバーウイング:ターキークイル(写真はギニアフォウル・クイルで代用)

使い方:

空中でターンオーバーさせてから魚の視界に落としてナチュラルドリフト。
反応が無い時はロッドで少し浮かせては落とすアクションを加える。
奥へ落としてから大きな半円を描くようにドラグをかけてスケーティング。

この記事のディスカッションに参加する | Join the Discussion

東京フライフィッシング&カントリークラブのFacebook グループ「Friends Lobby」ではメンバー以外の方とのディスカッションも行っています。気になる情報や質問などはこちらまで!