多摩川:下流域
多摩川にかかる丸子橋の側には、多摩川最下流のダムである調布堰が設置されていて、ここから下流側は東京湾の潮の干満の影響を大きく受ける汽水域となっています。下流の定義は様々ありますが、ここでは遡上魚が上がってくる場所を最上流として汽水域の魚たちが日常的に回遊する河口近くを最下流とします。
全体マップ
調布堰および丸子橋
このエリアにおける最上流部で、河口から13kmに存在する堰堤です。3月下旬〜6月下旬のアユの遡上シーズンには可動堰を倒して上流川と下流川の水位の差が小さくなってアユやマルタウグイ、シーバスが遡上していきます。通常はここが魚の溜まり場となっており、シーバスやマルタウグイが上潮と一緒に回遊してきます。
丸子橋河川敷駐車場
平日は閉鎖されていますが、週末・祝日には6:00-16:30飲み開放されて1日500円で駐車することができます。
ガス橋
東京大田区側はシャローとなっており、満潮からの下げのタイミングでシーバスが着きやすくなっています。ここから下流側は夜釣りができます。これより上流側は多摩川漁協の入漁券が必要となりますのでご留意ください。
多摩川大橋
後ほどアップデート
六郷橋
河口から9km地点の橋。橋脚のよれや流心を狙う場合はウェーディングが必要です。満潮からの下げでは岸寄りでもシーバスを狙うことができますが、この場合は川崎側が護岸されているので釣りやすいです。
大師橋
後ほどアップデート
多摩川河口フラット
東京と川崎を結ぶ大師橋周囲から羽田空港までの汽水域には干潟が形成されていて、フラットの釣りを楽しむことができます。これは別途紹介します。
対象魚
- シーバス
- マルタウグイ
- キビレ
- ウグイ
- コイ
遊漁規則
河口からガス橋までの多摩川(内共13号・14号)の魚には漁業権は設定されておらず、夜釣りも禁止されていません。ガス橋から多摩川原橋(内共12号)、さらに上流の拝島橋まで(内共3号)は多摩川漁協の管轄で漁業権が設定されており、フライフィッシングはリールを使った釣りとみなされます。また日没から日の出までの間の夜釣りは禁止されています。
基本的には見回りの監視員から購入することになるので、現場売りが買えるように現金を忘れないようにしておいてください。
区分 | 1日券 | 年券 |
リール竿釣り遊漁料 | 前売り・現場売り 1,000円 | 5,000円 |
魚種 | 禁漁期間 | 採捕リミット |
---|---|---|
ニジマス | なし | 12cm以下 |
ヤマメ・イワナ・カワマス | 10/1 - 2/28(末日) | 12cm以下 |
アユ | 1/1 - 5/31 | 10cm以下 |
カジカ | 1/1 - 4/30 | なし |
コイ | なし | 18cm以下 |
ソウギョ・レンギョ | なし | 18cm以下 |
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