便利で魚にも優しいランディングネット

26 Sep 便利で魚にも優しいランディングネット

このネットを使いだすまでは、私も川でのフライは小さいランディングネット、海でのフライはフィッシュグリップや玉網を使ってきました。近年、クラブメンバーでフライタイヤーのマーティンと一緒にコイのフライフィッシングを楽しむ中、彼がいつも大きなシリコンラバーネットを持ち歩いているので、ある日何でそんなものをいつも重たい思いをして持ち運ぶのか聞いたところ、「魚を無用に傷つけずにリリースしたいから」というシンプルかつ騎士道精神あふれる理由。彼と同じくらい長くフライフィッシングしてきているのに、あまり考えが至らなかった自分を反省したとともに、リリース方法についても見直そうと思いました。

前からフィッシュグリップは、魚の口を開けたままぶら下げる格好になるため、「本当にこれで魚は大丈夫だろうか」と思っていましたが、ネットで検索してみると、フィッシュグリップによる釣魚の生存率低下の研究結果がいくつも発見されました。グリップによってぶら下がったまま暴れる魚のアゴを壊してしまうため、餌が取れなくなることと、同時にエラを動かすための筋肉を損傷することも多いようで、生存率を下げてしまうそうです。

そこで、源流から磯までの様々な足場条件の中で、小さい魚から大きい魚まで確実にランディングすることができて、かつ持ち運びに困らず、シリコンラバーであること。検索していると、バスのオカッパリアングラーのアイデアだと思いますが、うってつけのものがありました。

1. プロックス オールインワン300

過去の磯釣りの経験から、足場が高い場所では柄の部分が伸縮式の「玉網」を使うのが当たり前になっていましたが、折りたたみできるものがあるのを知って驚きました。ランガンしながらバスやシーバスを釣るために開発されたようで、ショウエイから出ているものとこちらと迷いましたが、まずは一度使ってみてから考えようということでプロックス社の「オールインワン300 」を選びました。

よくある玉網と同じ規格でできていて、柄の部分と玉網の部分は接続式で半分に畳むことができる上、腰にひっかけておけるので移動中に邪魔にならず非常に便利です。柄の長さは防波堤や磯では少し足りない300cmですが、これ以上長くなる場合は最初からフルサイズの玉網を持っていけばいいだけなので、問題ないと思います。

2. プロックス 交換ラバーネット15型

玉網であることの最大の利点、それは網やフレームを丸ごと違うものに取り替えることができるということ。おなじくプロックスからでている替えネットの15型を合わせてみたらぴったりでした。

3. 今後の改善点

実際にフライフィッシングとルアーフィッシングで使ってみて300cmの長さで困ることは一度も無く、さらにリーダーの処理に手間どるテンカラでのランディングにも非常に便利なので、これは必須アイテムだと思います。さらにコンパクトにしたい場合は、フレームがさらに折りたたみ式になっているものと交換すればいいと思います。また、渓流での藪こぎの際には、多少重たく感じますので、ショウエイのものがどれだけ軽いか試してみたいと思います。