浜名湖クロダイ2022 夏の陣
TFFCCメンバーが今季に行ってきた浜名湖のレポートです。
浜松在住のカルロスさんからの概況とグチさん、マーティンさん、ヒロミキさんの3たちが遠征してきた概況になります。
フィールド状況
今や人気となった浜名湖のクロダイゲーム。今や潮位が下がる前のフラットをガイドボートがドリフトしながらルアーでランガンしていく時代となり、いかに早くやる気のあるクロダイを見つけて、驚かさないようにフライをキャストし、確実にストライクをフッキングさせるかが重要になってきています。
また今年はウィードが多く、魚を発見しづらい反面、経験者は警戒されずに良い魚に近づけるので、スキルで成否が大きく分かれるシーズンとなっていました。
カルロス番長も引き出しを試されるシーズン
フライのデザインも成否を分ける大きな要素。クロダイの場合はキャスト失敗はもちろんのこと、底へ置いておくフライのプレゼンテーションに失敗することでも群れ全体をつれてスプークしてしまうこともあり、個体がフライをストライクする状態の感知やフックセット処理も非常に重要で、いかにフライを咥えた魚を無駄にしないかが運命の分かれ道となります。
ウィードが多い年は、フライにウィードガードをつけなければならず、よりストライク感知&フックセットがシビアになります。
TFFCCきっての浜名湖の名手・カルロス番長も今シーズンは割とスローなスタート。今の番長は40オーバーしか狙わないためにフックサイズを上げていることもあり、早期にはクロダイの数が去年ほど揃いませんでしたが、最大サイズも47cm止まりで、50オーバーを2チェックしていた昨シーズンと比べるとタフだったそうです。
また、南国以上の猛暑だったことで、トロピカル仕様になっていないフライラインはコアが柔らかくなってしまっていました。場数慣れているだけでなく、常人の1000倍の色覚とブラジリアン柔術で鍛えられた動体視力の番長でさえ「フッキングが効きづらい」と嘆く状況でした。
クロダイミーティング
例年よりもタフな状況とはいえ、現地のカルロス番長のアドバイスがもらえる有利さを持つTFFCCメンバーズ。今シーズンはグチさん、マーティンさん、ヒロミキさんの3名が合流して、さながらクロダイミーティングとなっていました。各自のタックルも微妙に違えば、使うフライの考え方も違う中で、リスキーな実験を試みたり、カルロス番長のセオリー通りのセッティングで着実性を求めたり・・・。4人それぞれのクロダイゲームを楽しんできました。
まとめ
カルロス番長のガイドによる、4時間ほどのセッションでTFFCCメンバーのチェック数が平均1でした。ピーク期としてはなかなか渋い状況ですが、秋いっぱいまで楽しめますのでまたレポートがあれば更新します。
タックル情報
シングルハンド6番(カルロス)
フライ:クラブフライ
ティペット:10lbフロロカーボン
リーダー:全長18フィートのノッテド・リーダー
フライライン:RIO Outbound WF6F
リール:Waterworks Lamson フライリール
ロッド:自作 9フィート6番
シングルハンド6番(マーティン)
フライ:クラブフライ
ティペット:10lbフロロカーボン
リーダー:全長18フィートのノッテド・リーダー
フライライン:RIO Outbound WF6F
リール:Abel Super 7
ロッド:Sage Motive
シングルハンド8番(ヒロミキ)
フライ:カルロスのクラブフライ
ティペット:12lbフロロ3ft+10lbフロロ3ft
リーダー:14ftテーパードリーダー
フライライン:RIO Flats Pro WF8F
リール:Danielsonフライリール
ロッド:Redington Path 8wt 9.6ft
シングルハンド7番(グチ)
フライ:クラブフライ
ティペット: 2X 4フィート
リーダー:2X 12ftテーパードリーダー
フライライン:
リール:
ロッド:
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