中禅寺湖4−5月の入禅
今年も解禁した中禅寺湖。何シーズンも通うベテランの手塚さんと、普段は浜松でクロダイ&バスを楽しむカルロスさんが初・入禅してきました。
浅瀬のハンター
中禅寺湖の釣りを知らないアングラーからたまに聞かれるのは、なんで暗いうちから入漁券を買いに並んでポイントまで親の仇のように競争するのか、ということ。もちろん場慣れしたベテランは明るい時間から始めても良く釣りますし、景色を楽しみながら少しだけ釣れればハッピーなアウトドアライフありきの人たちもいます。しかし狙ったサイズの魚に出会うためには、早朝に集中する浅瀬のワカサギを狙ったレイクトラウトやブラウントラウトのボイルを仕留めて連発させていく必要があります。また、人の気配が無い時間帯であれば、運が良ければモンスターサイズの魚と出会うことだってあります。
という実情があるとはいえ、TFFCCは海外を釣ってきたアングラーばかりなので、湖の場合は素直にボートから釣ればいいと思うかもしれません。しかし、サイトフィッシング好きやイマージャーの釣り好き、トップウォーターの釣り歩き好きばかりが集まる「こだわり」集団でもあります。オカッパリでしか味わえない臨場感やハンティング性を求めてカケアガリの魚を狙う緊張感がたまらないので、決してガツガツしているアングラーでなくても、軽やかなステップでポイントへ歩いていくのでした。
今期もベテラン手塚さんは安定のキャッチ。シーズン初期はレイクトラウト連発に始まり・・・。
警戒心の強いブラウントラウトも、丁寧に狙ってこの通り。
プロポーションが良くていい魚です!うらやましい!
明るくなってからは回遊してきたニジマスを仕留める余裕ぶりです。
私と同じくキャンパーバンを愛車とする手塚さん。
無理させすぎたようで、ガレージ入りとなってしまったので、当面は私と仲良く自宅待機でフライ巻き巻きのようです。
回遊&イマージャー
GW連休中に中禅寺湖を初めて釣ることになったカルロスさん夫妻。冷え込みが厳しくなったタイミングで慣れないフィールドのため、足場が確認できる安全で明るい時間帯からのスタートとなりました。
岸側までレイクトラウトやブラウントラウトがやってくる時合いには厳しい状況でしたが、さすが普段から浜名湖のクロダイのサイトフィッシングや、水面でもじるバスを狙っているカルロスさん。水面を意識している魚を見つけてイマージャーの釣りで釣り上げました。
腹ビレの状態をみると、シーズン前に中禅寺漁協がストックして冬を越して野生化したワイルドレインボーと思われます。水面で派手なイマージャー捕食行動を取るので、これを専門に狙うマニアもいます。
今回は慣れないフィールドでニジマス1匹だったカルロスさん。この後、奥様の実家の群馬県に戻り、宮城アングラーズヴィレッジのストライパーを満喫されていたようです。
タックルデータ
- ロッド:Sage X 907-4
- リール:Sage 2080
- ライン:Airflo wf7f/I
- リーダーシステム:9フィートテーパリーダー + 8ポンドテスト ティペット
- フライ: ソフトハックル#8
これからの展開
これからモンカゲロウとハルゼミのシーズンも始まります。足指を捻挫して長時間歩いたりウェーダーが履けない私は、湯川とセットでドライフライの釣りに行こうと考えていますが、まずは休みが取れるか相談ですね。
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