道北フライフィッシング遠征2025 Swamp Camp DAY4-5 猿払

2025/11/21

サロベツ川でのカヤックフィッシングを撤収した流れで稚内へ移動して一泊してから、「イトウの聖地」猿払へ向かいました。稚内市内には驚くほどエゾジカが多く、コンビニの隣の空き地で寝ているレベル!

明け方の移動は「稚内猿払線」の通る美しい山林をエゾジカたちに気をつけて運転して、上苗太郎川をチラ見しつつオホーツク海へ出て、コンパクトサイズだけど海から続く湿原河川を見た時の感動は言葉で言い表せませんでした。

そこから国道238号線沿いに現れるすべての湿原河川と沼がイトウたちの活動域であり生息地になっているという事実。海岸にもサーフイトウを狙う人、河口からの本流にもアングラーたち。猿払村の沿岸河川ほぼ全てがフィールドとなっていてテンションが上がります。

本流のキャスティングゲーム

全国からキャスティングゲームを楽しみにやって来る登竜門の「猿払川」。ルアー・フライの別なく思い思いの技を繰り出し、イトウの気配を感じながら先輩たちから聞かされてきた名場所を楽しんできました。

詳細は本編をご覧ください。

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本流のボイル撃ち

イトウがほぼシーバスと似た夜行性であることがよくわかったので、暗さに強いカメラは持ってきませんでしたが、暗いうちからイトウたちの捕食がどんな生態なのか見たくて「ここなら凄いだろう」と見当をつけて待ち伏せスタイルで入りました。

詳細は本編をご覧ください。

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フィールドについて

猿払村

北海道の他の地域では激減してしまったイトウたちが、昔からの姿に近い形で保全されて元気に暮らしている稀有な村。「イトウの聖地」と呼ばれる理由の一つは、太古からの海・沼・川が森や原野と一体化した「湿原河川」が残されているからです。また北海道各地はもちろん全国からイトウを愛するアングラーたちがやってくる一級フィールド。

地元と有志で結成されている「猿払イトウの会」がイトウの状況やレギュレーションの調整、フィールドの安全状態などを定期的に更新してくれています。

「カムイト沼」、「モケウニ沼群」、「」が北オホーツク道立自然公園に含まれおり自然公園法が適用されます。車馬乗り入れ規制はありませんが、自然環境への影響がある活動を行う場合は事前に北海道開発局の担当者へ相談してください。

魚について

湿原河川の主役であるイトウたちを釣るだけでなく、自然な生態を見ることができるのも猿払の魅力。

ちなみに達人たち曰く、「本流で釣るのが王道」とのことで、釣れない私を憐れみ「渓流で釣ってくれば?」と言われてしまいましたが、夏のイトウがどんな場所で暮らしているのか見学と、クマ出没状況の偵察のみに留めておきました。

イトウのベイトとなっているウグイも重要種です。

タックル&システム

ツーハンド8/9番スカジット

  • ティペット: シーガー グランマックスFX 4号 (16lb)
  • リーダー・ティップ: RIO T-14、RIO T-8、エアフロ S3、自作クリアインター
  • スカジットヘッド: RIO Game Changer F/I/S3、OPST コマンドヘッド
  • シューティングライン: モニック GSPシューティングライン 0.030' (70lb)
  • バッキングライン: ダクロン30lb
  • フライリール: ハーディー ウルトラライト UDLA 9000
  • フライロッド: ビューラ プラチナムスペイG2 13'8'' 8/9番 6ピース

シングルハンド8番スカジット

  • ティペット: シーガー グランマックスFX 4号(16lb)
  • リーダー/ティップ: エアフロ ポリリーダー トラウト 10ft クリアインター RIO T-14
  • ヘッド: エアフロ スカジットスカウト
  • シューティングライン: モニック GSPシューティングライン 0.026' (50lb)
  • バッキングライン: シマノ タナトル8 3号 (55lb)
  • リール: JMC アストラルT3
  • ロッド: JMC パニッシャー 9’ 8/9番

まとめと続き

河口から渓流の手前までが潮の影響を受ける猿払の川たち。そこで出会ったイトウ釣りの達人たちとメーターサイズの圧巻のイトウの存在感は一生の思い出になりました。「初めての感動」を味わいたい自分なので、わざと予備知識を持たずにチャレンジしましたが、おかげでマニュアル本なんかとは違うイトウの詳細な捕食や生態に間近で触れることができました。

また、猿払のイトウたちを愛する人たちがいかに魚を大事にしているかも実際に体験。突然出たモンスターサイズに糸切れでフライを飲ませてしまったことが気がかりですが、バーブレスなので今頃はとっくに吐き出して元気に泳いでいてくれることを願っています。

これまで私が体験してきたプレデターたちの中では、アグレッシブではあるけど警戒心が強くてフィッシングプレッシャーを受けている故の狡猾さは、イングランド西部の人気湖のノーザンパイクと似ていると思いました。モンスターサイズのシーバスやアカメと通じるところもあり、「北の王者」の風格に相応しいイトウ、また次回も狙ってみたいと思います。

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