トラウトホー

2024/08/27シャンクフライ,フライパターン

冬の管理釣り場や早期の本流で使う中番手のシングルハンドやスイッチハンドタックルでも楽に投げらる、掌サイズのダーティーホーです。サーモンフックでは2番相当サイズのシャンクフライですので、コンパクト・スカンジでも、マイクロ・スカジットでも手軽にキャストできます。

ワンポイント

巻き太りせずにダビングループの「しごき」=ブラッシングに耐える強度のスレッドを使う

ダビングループが連続するフライであるだけでなく、巻き留めたマテリアルをガッツリとブラッシングすることで毛先をばらつかせつつ、全体をふっくらと整える必要があります。それだけの強度がありつつも、余計な太さや厚みを出さない丁寧な仕事ができるスレッドを選ぶ必要があります。このシャンクフライはブラシングが多いのでGSPパワースレッドの8/0が必要になります。

ゾンカーテープ、PEラインループ、フックは先に取り付けておく

予め長さを逆算しておいて、フックを通したPEラインループをゾンカーテープに留めてしまっておきます。この方が後からやるより遥かに楽です。

コンポジット・ハックル(スカジットハックル)前後2回

オーストリッチを使ったコンポジットループを後ろと前で2回行いますので、後ろを短く、前を長くするようにしてください。手返しを優先する場合やボリュームを落としたい場合は、フロントステーション1つのみに巻きます。

マテリアル

シャンク:OPSTシャンク20mmもしくはSenyo マイクロシャンク25mm
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 8/0
アイ:チェーンボール(タングステンビーズでもOK)
トレーラーワイヤー:PEライン5号
フック:ささめ管付チヌ2号
ウイング:センパーフライ ワビット(普通のゾンカーテープでOK)
ボディ:フラットティンセル
バックステーション:アイスダビング、オーストリッチハール
サイドチーク:ジャングルコックL
フロントステーション:アイスダビング、レディーアムハースト・フェザント、オーストリッチハール
ヘッド:アイスダビング

使い方

クロス、ダウンクロスに投げてスイングで使います。

スイングが始まったらば、定速で魚を誘い出します。必要に応じてストリッピングやフリップジギングを加えてください。

戦績

  • ニジマス
  • ブラウントラウト

タイヤー

この記事のディスカッションに参加する | Join the Discussion

東京フライフィッシング&カントリークラブのFacebook グループ「Friends Lobby」ではメンバー以外の方とのディスカッションも行っています。気になる情報や質問などはこちらまで!