ヒラタ・ジグニンフ
ユーロニンフで使われる「ビーズ直径4mm以下のジグニンフ」のシステムをマッチザハッチ用にアレンジしたパターンになります。本来は競技用のニンフで「狙って食わせる」のが狙いとなりますが、全体的なシルエットや生命感で食べさせるマッチザハッチ的な面白さも楽しめるようにマテリアルを組んであります。
ジグフックとタングステン・スロットビーズ
競技の限られた時間の中で手返し良く狙ったレンジへ素早く馴染ませるために大きめで重めのスロット入りタングステン・ビーズをバーブレスのジグフックへセットします。大会で許可されている最大ビーズの最大直径が4mm。ただし4mm直径のゲージに引っかかるとそのフライは使えないので、3.8mmにする人が多いです。
また大会ルールでは化学研磨されている本物のバーブレスフックである必要があるので、専用ジグフックを使います。多少レンジを外してもフッキング良くなるよう、ワイドゲイプで針先が長いフックを選びます。
テール:スタイビライザー
全体的なシルエットとスタビライザー機能のために、コック・デ・レオンをシャンクと同じ長さに付けます。
ボディ:ヒラタカゲロウのニンフにマッチ
ここでは南関東でよく見かけるヒラタカゲロウのニンフのカラーにしてあります。
ソラックス: CDCハックル
ニンフのエラを表現して生命感を付加しています。
マテリアル
フック:ドヒーク HDJ #14, #16
ビーズ:スロット付きタングステンビーズ 3.8mm, 3.3mm, 2.8mm, 2.5mm
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 22/0 ブラック
タグ&アンダーボディ:ドヒーク ワイヤー0.2mm シルバー
テール:コック・デ・レオン(コックやヘンやパートリッジ でも)
ボディ:ドヒーク プレミアム ヘアズイア
ハックル:CDC ダークオリーブまたはブラウン
ツール
セラミックボビン
ティンセルの滑りも良く、ワイヤーに使っても切れづらいセラミック加工されたボビンです。
使い方
ドロッパーリグに組んでユーロニンフの釣りで使いますが、単独のフライとしても非常に効果的です。
流れのあるポイントではテンションを保ったまま底波を流していってアタリを待ちます。
サイトフィッシングできる釣り場の場合は、ショートロッドで同じくテンションを保ったまま流れに同調させてアウトリガーの釣りで使います。
岩へ隠れているような魚を狙うときは沈めて送り込んで底すれすれを流します。
戦績
- ヤマメ、アマゴ
- ニジマス
- ニッコウイワナ
タイヤー
この記事のディスカッションに参加する | Join the Discussion
東京フライフィッシング&カントリークラブのFacebook グループ「Friends Lobby」ではメンバー以外の方とのディスカッションも行っています。気になる情報や質問などはこちらまで!