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TFFCC フライスコアリング プレイブック 2024年版

2024/01/25

「フライスコアリング」は、競技フライフィッシングの日本における活動を広げるために、TFFCC(東京フライフィッシング&カントリークラブ)や提携リーグ(「ATFC」など)および提携カップ(嵐山オープンなど)を中心に、賛同いただけるフライフィッシング小売店・メーカー・商社・フィッシングクラブや同好会・釣り場が協力して推進している競技フライフィッシングです。

スコア獲得イベントである、大会や対戦マッチを通じて、シーズン通算成績を記録していきます。2023年シーズンではシーズン通算TOP3にトロフィーが授与されるほか、上位ランキングだけが招待されるエキスパート大会への出場権が確保されます。

制限時間内でルールに従って行うフライフィッシング競技会で獲得した結果をスコア化することで、個人としてのアングラーのスキルアップが促進できるだけでなく、長期的なトレーニング指標やコーチによる指導の目標にしたりできるメリットもあります。

また、フィールドにおける魚たちの育成状況のベンチマークにもなるので、フィールド条件を一般アングラーに伝える指標としての運用も視野に入れています。

最新情報

Facebook グループ「TFFCC フライスコアリング公式」では、日常的なプラクティスやフレンドリーマッチから、シーズン中の公式マッチや決勝トーナメントまで、最新情報をお届けしています。

フライスコアリング: プレイヤー/選手登録

スコアボードに登録される方は、こちらからユーザー登録を行なってプロフィールを作成しておいてください。
プレイヤー登録で50ボーナスポイント、毎シーズンへの参加登録で50ボーナスポイントを獲得できます。

後ほど運営担当がプレイヤー/選手の本人確認を行なった後、プレイヤー情報との紐付けを行いますので、正しい連絡情報を入力してください。またはFacebookグループへ参加いただき、関係者へリクエストしても大丈夫です。

対象フィールド

ヨーロッパの大会と同じく「リバー」「バンク」「ボート」の3つのフィールド・タイプでスコアリングを行います。

河川で行う「リバーフィッシング」は、自然河川、C&R区間、管理釣り場でスコアリングを行います。止水の岸から行う「バンクフィッシング」は、湖水、海岸、「エリア」と呼ばれる止水の管理釣り場でスコアリングを行います。ボートから行う「ボートフィッシング」は湖水および湾内でスコアリングを行います。

対象魚カテゴリー

フライスコアリング・ゲーム(トラウトカテゴリー)

スポーツとしてのフライフィッシングの普及を優先して、世界選手権や国内大会との互換性があって大きな広がりがある「トラウト・カテゴリー」を主軸とします。

プレデターシリーズ

国内におけるストリーマーフィッシングおよびサイトフィッシングの普及を目的として実施。
30cm以上(2024シーズンより)の肉食魚(シーバス・ヒラスズキ・クロダイなどの海水魚、ブラウントラウトやラージマウスバス・雷魚などの淡水魚)がスコア対象となる「プレデターシリーズ」。使用フライはシングルフック全長20mm以上のもの(チューブフライやシャンクフライもOK)にベイトフィッシュまたは甲殻類をドレッシングしており、最低でも1アクションを加えて誘いで釣っている必要があります(フォーリングのみ、ドリフトのみ、およびハーリング不可)。

1on1対戦マッチおよびソロスコアリングでポイントを獲得して毎月スコア登録できます。

モンスターチャレンジ

北海道から沖縄まで広がる日本というフィールドのポテンシャルを国内・海外へ伝えるためのモンスターチャレンジ。
魚種やフライ種別を問わず75cm以上がエントリーできます。ソロスコアリングのみ行われ、期間内何度でも魚種別に新規登録・入れ替えできます。

スコア獲得できるイベント(スコアイベント)の種類

下記のイベントからスコアとボーナスポイントを毎月最大2回まで獲得できます。
ボーナスポイントはシーズンのスコアとして加算されます。

イベント イベントで獲得するスコア シーズンへ加算されるボーナスポイント
プレイヤー登録/更新 なし 登録/更新完了で50ポイント、毎年1回
シーズンへの参加 なし

カテゴリー別のシーズンへの参加登録で50ポイント、シーズン毎に1回

フライスコアリング公式大会/Official Games フルラウンド(リバー/バンク 180分、ボート240分、最低60分セッション以上)におけるスコア チェックイン完了時に100ポイント
提携トーナメント トーナメント総匹数を20ポイントレートで換算 チェックイン完了時に100ポイント
1 on 1 対戦マッチ エリアの場合は60分のミニラウンド、それ以外の場合はフルラウンド(リバー/バンク 180分、ボート240分、最低60分セッション以上)におけるスコア、交代でコントローラーを務めること チェックイン完了時に100ポイント
2 on 2 対戦マッチ(チーム対戦) エリアの場合は60分のミニラウンド、フルラウンド(リバー/バンク 180分、ボート240分、最低60分セッション以上)におけるスコア、交代でコントローラーを務めること チェックイン完了時にプレイヤーへ100ポイント、チームへ100ポイント
特別ソロ・スコアリング

エリアの場合は60分のミニラウンド、それ以外の場合はフルラウンド(リバー/バンク 180分以上、ボート240分、最低60分セッション以上)におけるスコア

※スコアおよびチェック写真をスコアマスターへ提供する必要があります

チェックイン完了時に50ポイント

※昨今のフィールド状況を鑑みて、同月3回以上のスコアイベントを行われた場合、その中のベスト2回を登録することができます。スコアマスターまで必ずご連絡ください。

公式大会・提携リーグ大会

シーズン成績として残る、12人以上で行われるのが大会です。フライスコアリング大会および提携しているリーグ(ATFCなど)の大会から換算してスコアを登録できます。匹数カウントの大会からの換算は1匹=20ポイント換算となります。

対戦マッチ

シーズン成績として残る、認定コントローラーが参加して2人以上で行われる1on1や2on2の対戦マッチ。プレイヤー/コントローラーを交代で努めてラウンドのコンプリートまで競います。仲間同士で行うプレイヤーマッチやコーチと行うテストマッチが行われています。

2on2 (ダブルス)は将来の5 on 5チーム制のための準備として実施します。

ソロスコアリング・・・特定のカテゴリーまたは特例でスコア登録可能

やむを得ない事情により大会や対戦マッチへ参加することが難しいが、シーズン成績を確保したい特例として認められる、1人で行うスコアリングです。認定コントローラー自身が実施するか、毎月設定される「ソロスコアリング・イベント」へ参加登録を行い、スコア結果を検測した写真付きで本部へチェックインしてスコアマスターに認定されたものだけ、公式スコアとして登録されます。

原則フライスコアリング・ゲーム一般では行われず、プレデターシリーズ及びモンスターチャレンジにて行われます。

フレンドリーマッチ・・・イベント記録のみ

仲間と一緒に行うプラクティスですが、公式マッチのウォームアップとして行うためにシーズン成績には影響しませんが、イベント登録して記録を残せます。

プラクティス・・・記録対象外

自己研鑽を行うために個人が自主的に実施するスコアリング・イベントです。シーズン成績へは影響しませんので、まずはこれから始められます。※サンプル・広報目的以外のプラクティスはスコアボードへは原則登録しません。

スコアリング方法とチェック方法(メジャー)

規定サイズ以上のキャッチにおける「1cm x 1チェック = 1ポイント」でスコアが決まります。「サイズ」も「キャッチ数」も記録するので、同じラウンド結果の中でスコアによるランキングだけでなく、最大サイズやTOP5匹の合計サイズ、キャッチ数などを結果とすることも可能です。

スコア計算

例えば「25cm」のニジマスを8チェック、「33cm」の尺ヤマメを1チェック,「22cm」のヤマメを3チェック、検測対象サイズ未満の「18cm」のイワナを1チェック、スコア対象外となるヒレにスレがかりのニジマス「42cm」が1キャッチの場合:

  • 25 x 8
  • 33 x 1
  • 22 x 3
  • 18 x 0
  • 42 x 0

200 + 33 + 66 + 0 +0 =299ptが得点となります。

仮に「25cm」のニジマスを12チェックしたスコアラーがいる場合:

25 x 12 = 300ptが得点となり、 299 vs 300で後者が僅差で勝利となります。

ビギナーズラックやトロフィーサイズよりもアングラーとしての確実性を検測できます。
また、フィールドにおける魚の育成状況を知るためのリサーチ・フィッシングの役割も兼ねています。

スコア対象

濡らした状態でネットインまたは水中でリーダーキャッチされた、ギルラインより前にフッキングしている、20cm以上(トラウトの場合、プレデターシリーズは40cm以上、モンスターシリーズは80cm以上)または釣り場管理団体や都道府県の定める規定サイズ以上またはトーナメント委員会が定めるサイズ以上の個体のみがスコア対象となります。対象魚の鼻先を「0」目盛りに合わせて、尻尾の先端と目盛り上CM単位の最も近い所で検測します。規定サイズ未満はスコアに影響しないのでスコアカードにチェックしないようにしてください。(調査フィッシングの場合を除く)

提携リーグの大会の場合は、そこにおけるスコアルールに従い、スコア登録のための換算処理を行います。

ギルライン前←
スコア対象
→ギルライン後
スコア対象外

フルメジャー・・・公式大会は必須

大会委員会が用意するメジャーとスコアカードを使い、検測対象サイズ以上の釣魚をメジャーインして、コントローラーが確認してスコアとなります。コントローラーが近くにいない場合は、濡らしたラバーネットの上または水中でで検測したサイズがわかる写真を撮影してスコアカードに記入して大会本部へ提出します。

コントローラーが確認していない場合や、本部にてのチェックインにおいて写真撮影がないチェックや対象魚が確認できない場合は無効で「0ポイント」、ピンボケなどで目盛の確認が不可能な場合は下限リミットの「20ポイント」(またはフィールドの定める最小サイズ)となりますので注意が必要です。

※全数メジャーインする際の魚体ダメージを軽減するための測定器具を開発中です。

時短メジャー・・・対戦マッチ・フレンドリーマッチ・プラクティス向け

全数メジャーインする手間を減らし、慣れていないアングラーによる魚体ダメージを軽減するため、時短メジャーを採用します。「アベレージ」と呼ばれる平均サイズをフィールドマスター(フィールドコントローラーのリーダー)またはTFFCCスコアマスターがコールします。コールされない場合は、換算レートとして「20cm」を使います。

アベレージを超えるサイズだと思われる場合、ローカルルールで問題がない場合、「メジャーイン」と呼ばれる検測を行いフルメジャーと同じく証拠として撮影します。スコアを伸ばすメリットがあるので、可能な限りメジャーインした方が有利となります。

コントローラーがいる場合は、スコアラーはコントローラーに検測してもらいます。居ない場合はメジャーを当てた写真を撮ってスコアカードと一緒にスコアマスターに提出してください。

ローカルルールで写真撮影やメジャー当てが許可されていないフィールドの場合は全数が換算スコアとなります

換算スコア・・・提携リーグの大会やローカルルールに合わせて

メジャーインを行わない・行えない場合は、検測リミットである「20cm」を使います。フレンドリーマッチやプラクティスの場合も同様です。

匹数を競う提携リーグの大会(ATFCなど)のスコアは、1匹あたり「20ポイント」レートで換算して登録できます。
選手個人の総合プレイタイムがリバー&バンクは3時間以内、ボートは4時間以内の大会のみが対象となります。乱獲防止のため50匹リミットとなりますのでご注意ください。

スコアリングのラウンド方式

ミニラウンド・・・管理釣り場(エリア及びストリーム)における対戦マッチやソロスコアリングなど

原則1ラウンド=60分セッション x1で行います。
認定コントローラーのトレーニングやスコアリング学習の場合は、はじめに認定コントローラーが15分セッション、続いてプレイヤーが15分セッションを2度繰り返した後に、まとめて全員で30分セッションを行います。
フィールド環境や状況に応じて「ビート」方式または「釣り上がり」方式を選択します。

1ビートは河川100m区間、岸釣り50m区間。ボートは25m間隔を保つように設定します。
釣り上がる場合は、制限時間内にすべての移動が収まるようにします。

ラウンド・・・大会・フィールドにおける対戦マッチのみ

リバー&バンクの場合は1ラウンド3時間、ボートの場合は1ラウンド4時間となります。
1ビートは河川100m区間、岸釣り50m区間。ボートは複数出艇する場合、25m間隔を保つように設定します。

1ラウンドは最低60分のセッションに分割して行うことも可能です。

自然河川C&R区間や管理釣り場で計画しています。

スコア種別とスコアボードへの登録・確認・反映

競技者であるプレイヤーは、「プレイヤー」個人としての成績だけでなく、所属する「チーム」および「リーグ」を含む3つの種類のランキングを確定することができます。年次シーズンのTOP3はそれぞれ「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」として認定されます。

「TFFCCフライスコアリング」(トラウトカテゴリー)の場合・・・1cm x 1匹 = 1ポイント

  • ラウンド・・・ラウンド総合スコア
  • セッション・・・セッションごとのスコア
  • ベストチェック・・・最大チェックサイズ
  • チェック数・・・・チェック総数

「TFFCCフライスコアリング・プレデターシリーズ」の場合

  • ラウンド・・・ラウンド総合スコア
  • ベストチェック・・・最大チェックサイズ
  • セカンドチェック・・・2番目に大きいチェックサイズ
  • サードチェック・・・3番目
  • フォースチェック・・・4番目
  • フィフスチェック・・・5番目
  • チェック数・・・チェック総数

プレイヤー・スコア

大会およびテストマッチ(2名以上の釣行)におけるコントロールが行われている状態のラウンドの結果を「プレイヤー・スコア」としてスコアボードに登録します。(プラクティスやフレンドリーマッチは個別のイベント記録として残します。)

リーグ別(TFFCCフライスコアリングやATFCなど)、シーズン別、イベント別にスコアが記録されます。

チーム・スコア・・・クラブ対抗戦やダブルス対抗戦

フィッシングクラブ、フライショップ、漁協、会社などに所属する2 on 2 または5 on 5のチームによるプレイヤー・セッションのスコアの合算を「チーム・スコア」として登録します。

シーズン

特に指定の無い限り、シーズンは1月1日〜12月31日となります。

リーグ

TFFCCでは「TFFCCフライスコアリング」リーグのスコア管理と同時に、チームへ所属する選手の他リーグでの成績の記録を管理しています。

性別・年齢別のクラス分けは行っておりません。

レギュレーション

TFFCCフライスコアリングでは、FIPS-Mouche公式ルールに準拠しつつ、大会やテストマッチにおいてはTFFCC独自判断にてローカルルールと折り合いがつくように実施していくこととなっています。

  • リバー&バンクの1ビート=200mおよびボートフィッシングの50m間隔は、フィールドの状況によって設定します
  • タックル規定はそのフィールドおよび大会に準ずることとするが、トラウトを対象としたフライアスコアリング:ソロスコアリングまたは対戦マッチの場合はFIPS-Moucheルールを適用することとします(ロッド12フィート以内のフライタックルなど)
  • 「連針仕掛け」「ドロッパー」「トレーラー」が禁止されているフィールドではシングルフライを使用しますが、フライ3個まで使えるルールの代替えとしてフライx1、インジケーターx1,ショットx1までが使えるものとします(ラインシステム規定は守ってください)
  • フライはリアルバーブレスが望ましいが、当日参加を促すためにピンチバーブレス(ペンチでバーブを潰す)も許可します(TFFCCスコアボード上は「ピンチバーブレス」として記録を残します)
  • 魚を傷つけないためにラバーネットの使用をお願いします(ネット全長122cm以内)
  • 魚のアゴを傷つけないため、フィッシュグリップ(ボガグリップなど)は使用禁止です
  • 水に魚を戻す時は、十分に蘇生させ、回復を待ってからリリースをするようにして下さい

フライスコアリングの目的

フライフィッシングには、1匹1匹とのセッションを楽しむ「マッチザハッチ」や、ハンターのように狙った大物をしとめるために己をきわめていく「トロフィーフィッシング」、腕の確かさと手返しの良さでスコアを競う「コンペティション」、サイズや数に拘らず生物学的な探究のためにいろんな魚種を採捕する「コレクション」のようにさまざまなスタイルの楽しみ方があります。

この中でもコンペティション(競技)はスポーツとしてのフライフィッシングに重点を置いて、総合力をスコア化して競うことを目的としています。ほとんどの場合は「結果」を求めるために大会形式で行われていますが、TFFCCフライスコアリングでは「スポーツアングラーの成長」を促進するため、1cm サイズ x 1チェック = 1ポイントの「スコアリング」部分に着目して、「リバーフィッシング」「バンクフィッシング(岸釣り)」「ボートフィッシング」の3つの分野における目標を設定してフライフィッシングを行うことで、スキル・経験値・戦略の向上につながり、大会へ出場することだけでなく、さまざまなフィールドや魚種を相手にしたフライフィッシングの楽しみが広がっていきます。

世界選手権やアメリカ・ヨーロッパの選手権、TFFCCの信条とも合致する3つの要素を実現できるフライフィッシングの楽しみ方の一つとして、フライスコアリングを検証・推進しています。

  • ENVIRONMENT・・・スポーツフィッシングを通じて、魚の育成状況と環境への理解を深め、魚に優しい釣り環境を作り出す
  • SPORTS・・・同じスポーツマンシップを共有するフライフィッシング仲間で集まり、スポーツとしてのルールあるフライフィッシングを楽しむ
  • LEARNING・・・さまざまなスタイルのフライフィッシングやコンペティションの中で得られる新しい知識や経験を通じて、フライフィッシングを構築する4大要素のスキルを向上させることでアングラーの成長を促進する
フライフィッシング4大要素

「自然環境」を理解することで、より精度の高い「フライタイング」が可能となる。それをどんな状況でも「フライキャスティング」できることで、「フライフィッシング」の精度が高まり、より多様・多数の魚との出会いが生まれます。

TFFCCフライスコアリング委員会

今後はエリアトーナメントを実施しているATFCをはじめとした各トーナメント組織およびFIPS-Mouche およびTeam Japanとも調整の上、実施概要などを詰めていくことにしています。

フライスコアリング発起人。「フライフィッシング」ならばなんでも大好きでシングルハンド0番からツーハンド12番まで、4/0フックのベイトストリーマーから#22フックのマイクロ・ジグニンフまで「毛鉤ありき」でなんでも釣る魚種コレクター。とにかく現場主義で出たとこ勝負のアウェー戦が多いエド吉田。現場検証や働きかけなどを担当しています。

FIPS-Mouche世界選手権へ出場経験を持ち、Team Japan所属タイヤーとして「確実に釣る」ためのベーシックだけでなく、「狙って釣る」ためのクリエイティビティーも重んじる経験豊富な国見さん。「勝負だけじゃないスポーツマンシップ」という貴重な観点と、フライフィッシング全体とのバランス感覚から監修いただいています。

FIPS-Mouche世界選手権にTeam Japanとして3回出場経験を持つだけでなく、ニュージーランド国内大会でも優秀な成績を収めている小松澤さん。スコアリング・セッションやコントローラーの実際について検証いただいています。

全英ユース選手権で優勝という華々しい実績の影では、クラブ予選、地区予選、個人戦という、厳しい勝負の世界を味わってきたマーティン。そのトラウマから、日本ではトラウトフィッシングを一切やりませんが、フライチューバーとしての破格のフライタイングの情報と知識、「勝つため」の精神性やトーナメントの仕様について意見をいただいています。