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「フライフィッシングで100魚種」プロジェクト:2024年折り返し

2024/07/07100魚種,catch record,fishing project,Fly fishing,many fish,species fishing,フライフィッシング,プロジェクト,対象魚,記録,魚種

アメリカ在住時代の1995年にフライフィッシングを始めてから、どんなフライやタックル、ラインシステムで釣れたか記録しておく習慣の延長で、コツコツ進めたきた「フライで100魚種を目指そう」プロジェクト。去る2022年12月の沖縄・西表島にてフライ歴27年目にして、ついに100魚種達成できました!!

「フライフィッシングは釣れる釣りだ!」の実証から肩の荷が下りたとともに、「好きに釣っていいよ」という反動から2023年シーズンは虚無に浸り・・・。フライタックルばかり使ってきた反動で、「なんか違うことやってみたい」でフェザージグへ鉄板パターンを移植してみたり、2024年は「フライフィッシングで楽しめるゲームの種類」、さらには「目の前の1匹を釣る→次のターゲットへのステップ」に繋がっているのかを検証してみることになりました。

更新・・・スカジット x ボトムストリーマーでレイクトラウト56cm

2023年シーズン中に更新を忘れていたのですが、中禅寺湖というものは「回遊するビッグトラウトを釣るものだ!」という固定観念に対して、「ふーん、タイミングを待ってドライフライで釣ればいいじゃん」や「ライズを狙ってソフトハックルで釣ればいいじゃん」というマイウェイもやってきた中で、「日中ボトムにできるシェードを狙って釣る」というまるでバスフィッシングのような釣り方があると聞いて、この道の先駆者である山本ケンケンに教わってマスターしてきました。

ツーハンドロッドのパワーとスカジットの柔軟なラインシステムを活用したキャロライナリグなのですが、「ひょっとしたら」と思ったことはあっても、実際に結果を出してくれた先駆者の山本ケンケンが居なければ試しもしなかったと思います。この場を借りて大感謝!

更新・・・微増したシロメバル25cm

Predator Series 2024のためのボートシーバスの最中、40サイズばかり連発する最中に「何か違うもじりだ!」と気づいてロングキャストしたら出た、ジャスト25cmのシロメバル!「記録更新してないよなー」と思って見てみたら、24cmから1cm更新でした!自前アレンジのクラフトゾンカーで釣れたのも嬉しい一匹。

更新・・・クロダイ40cm

Predator Series 2024シーズンになって、検測サイズが以前の「40cm以上」から「30cm以上」に改訂したこともあってクロダイが対象魚にできるように。もちろん結果ありきじゃなくても楽しいので1年ぶりに浜名湖へ出撃。

100魚種プロジェクト用タックルとなっていた「Echo Prime 4 x Hardy Ultralite MTS-S 7000」のコンボに、フラットフィッシングの改善で投入したスプーク軽減策として以下を新たに投入:
①透明フライライン・・・「モニック アドバンスド クリアープラス」
②ステルステーパーリーダー・・・「マキシマ カメレオン テーパードリーダー」
キャスティング中にフライラインの影が出ない透明フライラインは魚を驚かさないので、十分に近づいた状態から太陽光線を反射しないステルス性の高いマキシマのおかげで安心してフライをクロダイの後方にターンオーバーさせて静かに着水させることができました。

100魚種ラストスパートでも大活躍してくれた、マイ・オリジナルのフライが今回も大活躍でした。

まとめ

というわけで、ニューヨーク在住時に初めて釣った1魚種目の「スモールマウスバス」から27年目の「オジサン」にしてついに達成した「フライで100魚種」。さらに分類更新で「102種目」まで進んでいます。

「ドライフライの釣り上がりで渓流ヤマメを釣る」という完成されたフライフィッシングの一つカタチを楽しむのもアリですが、それだけやっていては「狭い袋小路の行き止まり」かもしれません。せっかくスキルを覚えるフライフィッシング、一つのカタチから次のカタチへとステップアップすることで新しい世界が広がります。例えば:

  • ドライフライで源流イワナを釣り上がる→ユーロニンフでも源流イワナを釣り上がる→ドライフライやユーロニンフで南国の源流魚を探り釣りする
  • ドライフライで渓流ヤマメを釣り上がる→ドライフライで本流ヤマメのライズ撃ち→ドライフライで見えているニジマスのマッチ・ザ・ハッチを楽しむ→ジグフライで見えているクロダイのサイトフィッシングを楽しむ→同じ釣りでボーンフィッシュやトリガーフィッシュをやってみる
  • ウェットフライで本流ヤマメを釣り下る→ウェットフライで本流ニジマスを釣り下る→イントルーダーで本流スティールヘッドを釣る

トップウォーターで使うフライからボトムで使うフライなど種類はたくさん必要になりますが、だからこそ「フライ」「フィッシング」と言えるのではないでしょうか?

「百味を楽しむ」道のりで学ぶスキルやフライパターンは貴重な経験となります。私も引き続き新しい魚種やサイズアップを狙っていこうと思います。100魚種のフィールド、フライ、タックルデータもありますので、分析レポートも面白い発見があればまとめてみようと思います。

また今年もかなり実験的なことができたのは、お互いをサポートする仲間たちがあってこそ!フライフィッシング世界選手権Team Japanのニンフ使いの先輩たち、トーナメントの先輩たち、素敵なフィッシングガイドさんたち、そしてタックルメーカーの皆様へ深く感謝いたします!