ビーズヘッド・UVピューパ
止水で使うピューパの効果を、UV蓄光効果のあるフラットティンセル「フォスフォルセント・ファイバー」で強化したものになります。朝夕の時間帯、天気が割るい日や濁りが入った釣り場や魚の付き場所が深い場合に効果的です。
特長と構成
本来はスレッドボディにアクセントでUV蓄光フラットティンセルを巻きますが、より深い・濁りがあるレンジを狙うためにフラットティンセルのベースにワイヤーでリビングを行って節を表現します。
ワンポイント
カーブ形状が重要になるのでピューパフックを使います。
フラットティンセルは最後にウィップフィニッシュするのでセラミックボビンにセットします。
フックにブラスビーズをセットしてバイスに挟んだら、フック上にフラットティンセルとラウンドワイヤーを巻き留めます。
事前にスレッドでビーズにかけてのテーパーを作っておいてから、フラットティンセルを隙間なく巻いて留めます。
フラットティンセルを巻き付けた方向と逆の方向から、ラウンドワイヤーを巻き付けてビーズの後ろでスレッドで留めます。
もうスレッドは使わないのでビーズの後ろでウィップフィニッシュします。続けてボビンホルダーにセットしたフラットティンセルを巻き付けながらビーズ後ろにテーパーを形成してから、瞬間接着材を少し塗ってウィップフィニッシュ。さらに強度UPのために、ヘッドセメントをボディに塗ってコーティング。UVレジンは輝きがくすむので使いません。
ちなみにスレッドホルダーがついているバイスだと、スレッドをビーズ後ろに移動させた後に邪魔にならないので、ここまでの作業が楽です。
フラットティンセルとワイヤーのカラーを変えることでバリエーションを用意します。
マテリアル
フック:ドヒーク HDG 645 #12/14/16
ビーズ:ドヒーク ブラスビーズ 2.8mm シルバー
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 22/0
リビング:ドヒーク ラウンドワイヤー 0.2mm
ボディー:テックストリーム フォスフォルセント・ファイバー 蓄光フラットティンセル
ツール
セラミックボビン
ティンセルの滑りも良く、ワイヤーに使っても切れづらいセラミック加工されたボビンです。
使い方
インジケーター・ニンフィングの場合。魚が回遊するレンジまたは回遊レンジよりも少し上に定位するようにインジケーターの位置を調整します。
フローティングラインを使ったテンションフォールの釣りの場合。魚が回遊するスペースを狙い、インジケーターリーダーをフロータントでしっかり浮かせて、テンションを保ったままフォールさせてアタリを待ちます。
インタミを使う場合。魚が回遊するスペースで認知されやすいよう、風上からテンションを緩く保ったまま自然に沈めていきます。
戦績
- ニジマス
- イワナ
- ブラウントラウト
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