東京クレイフィッシュ
ザリガニやテナガエビなどの比較的大型の甲殻類のイミテーションフライ。テールに留めた重たいダンベルアイで底を捉え、ボディに巻きつけたコックハックルや口から伸びるシリコンレッグが波動を出し、ゾンカーで表現された爪が存在感をアピールします。2015年バージョンをフッキング性能で改良しました。
私が最初にフライタックルで釣った魚は、ニューヨーク郊外を流れるラマポ川のスモールマウスバスでしたが、その時に使っていた最初のフライが#10サイズのクレイフィッシュ=ザリガニの幼生のパターンでした。その後、ラージマウス用に#6サイズのクレイフィッシュパターンを使ったり、コイのサイトフィッシングで完成品を使ったりしていましたが、自分なりに足りない部分を模索しつつ、少ないマテリアルで巻けるパターンを考えました。
カラー
砂や砂利底のポイントではタンカラー、泥底や水草のある場所ではオリーブを使い分けます。
マテリアル
- フック: Dohiku HDS #4または#6
- スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド ミディアム 8/0
- ウェイト:ダンベルアイ・ミディアム(流れがある場所で使う場合はラージ)
- アイ:ストンフォ プラスチックVアイ
- 触角:ドヒーク フレキシフロス
- オーバーボディ:EPファイバー(ベンドに止めておき、ハサミを止めた後に折り返します)
- ハサミ:カットしたクラフトゾンカーまたはラビットゾンカーテープ x 2
- レッグ:コックハックル
- アンダーボディ:ダビング
- コーティング:UVレジン
ツール
使い方
ベストな動きを出すためには、フローティングラインもしくはシンクティップを使ってください。
魚のいる場所から離れた場所へキャストして沈めておきます。
最初のリトリーブは大きく長めにとって、底を引っ掻くようにして逃げるザリガニを演出します。
魚が気づいたら、短いリトリーブに変えて、後ずさりする様子を演出。
短く速いリトリーブでハサミを動かすことができます。
タイヤー
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