ブリルバグ ソフトハックル
ここ何年か夏から秋の湖や管理釣り場で使ってきたソフトハックルです。ライズが起きている時や、反対に全くライズが見られない時の引っ張りでパイロットフライに使います。使うフックとマテリアルを組み替えることで、ユスリカからカディスまで幅広く色々なソフトハックルを巻くことができます。
ワンポイント
使いたい色のバグウールを2本選び捻り併せてを手前側に巻き留めます。
続けてリビング兼ボディとなるブリルUVを反対側へ巻き留めます。
バグウールでテーパーボディを巻き上げます。
ブリルUVをウールとは反対巻きに巻きつけて、補強しつつUVヘアを立たせます。
ボディができたら、ワックスをつけて滑り止めをしてから、ソフトハックル(ここではヘンサドル)を取り付けてフィニッシュ。
マテリアル
フック:がまかつB10S #10、TMC5262 #10または がまかつ S11-2L #10
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド16/0
ワックス:ワックス
ボディ:テックストリーム バグウール 2本の組み合わせ
リビング&オーバーボディ:テックストリーム ブリルUVオリーブまたはブラック、パールホワイト
ハックル:ヘンサドル ブラック、パートリッジ グレイ
使い方
流れのある場所で使う場合。魚が着いている場所の1-2mくらい上流へ入れてテンションをかけずに流して沈め、魚の前で下から上へイマージングアクションするよう、テンションをかけてフライを浮き上がらせてください。
止水の表層でライズしている時に使う場合。沈みやすくするためと魚に気づかせるために、強めにターンオーバーさせてフライから着水するようにして水面下へ沈めます。そのまま食いついて来なければ、カウント10〜30くらい沈めてから、長いストローク(必要によってはロッドを高く上げて)でフライを水面へ浮き上がらせてください。
シンキングラインを使った引っ張りの釣りで使う場合。フライ、ティペット、リーダーがまっすぐになるよう綺麗にターンオーバーさせて、カウントダウンして狙ったレンジまでフライを沈めます。ロングストリップで一度アピールを入れてからショートピッチで誘います。
ちなみに原型は岐阜や長野のテンカラで使っていたマス毛鉤なので、テンカラ毛鉤としても普通に使えます。
戦績
湯ノ湖、中禅寺湖、野反湖
多摩川、入間川、北海道日高の川
- ニジマス
- ブラウントラウト
- ブルックトラウト、ニッコウイワナ、エゾイワナ
- スモールマウスバス、ブルーギル
タイヤー
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