UVソフトハックルR18

2024/08/29イマージャー,ソフトハックル,フライパターン

湖や止水の管理釣り場、本流釣り場で安定した効き目のあるアトラクターです。ライズ狙いよりもカウントダウンで使うことが多いパターンなので、UV効果のあるボディ材とハックルで、カラー効果を考えて作ります。

浅いレンジで下から捕食される時でもフッキングしやすいリテイナーベンドかつ、50cmオーバーのニジマスへのアワセで針が壊れない強度があり、2号のティペットも通せる、がまかつR18-2W2HTを使っています。

湖で使う10番サイズと川でや浅いレンジで使う14番サイズ

ワンポイント

ボディ材をベンドの位置に巻き留めたら、ソラックスまでの間を往復させながらテーパーボディを作ります。

ちなみに「レオンヘッド」のような、バイスヘッドがあると、フックアイのところで摘んでスペースを空けて置けるので、とても便利&綺麗にニンジン型のボディが巻けます。

ボディ材が解けないようにセカンド・スレッドで固定したらソフトハックルを取り付けるスペースへスレッドで下巻きしてフラットにしておきます。

使うフックのサイズに合ったソフトハックルを選び出したらば、根本の方の余計な毛をむしりとり、先端を三角形にカットして止めしろにします。

スレッドに滑り止めのワックスをつけてしっかりと固定してから、ソラックスへ押し付けるようにしながら2−3回転巻き付けて固定します。ハックルがまとまりづらい場合は、軽く湿らせた指で軽く後方へなでつけて巻くと簡単です。

マテリアル

フック:がまかつR18-2WT2HT #14、#10
スレッド&ボディ:テックストリーム Gストロング 5/0
セカンドスレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 22/0
ハックル:ジャックドゥ、クート、パートリッジなど好きなものを

ツール

ハックルプライヤー

ジャックドウのハックルはとても小さいので、小回りが効くハックルプライヤーがおすすめです。

カラーの使い分けと使い方

あまり深いレンジをソフトハックルで狙わない私の場合です。アトラクターとして魚にフライをはっきり見つけて欲しいので、UV反射の強弱のコントラストを意識するため、レンジや水質に応じたUV反射効果を考慮します。

暗い時間帯はオレンジやレッドといった認識しやすいカラー、明るい時間で水色がやや緑っぽい場合はイエローやチャートリュースを使います。水色が透き通っている場合はミラージュのティンセルのように周囲を写し込む色を使います。

カウントダウンさせてストリッピングしながら、その日の当たりパターンを見つけていきます。

また、ライズを見つけてから釣る場合、魚がライズしているところへ間髪入れずに着水させてから、少し沈めて様子を見て反応がないようであれば、スーッと動かして誘いを入れて釣ります。反応が悪い場合は少し沈めてから、長いストロークでストリッピングする、またはラインを張った状態でロッドを少し持ち上げてイマージングさせて誘ってください。

それで反応が無い場合はサイズを落としたものへ反応しますので、フライチェンジしてください。

戦績

  • ニジマス
  • ホンマス

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