ヘッドスタンド スカルピン Mk.2 | Ed’s Headstand Sculpin Mk.2

2025/10/18GSPスレッド,ジグフライ,ストリーマー,ソルトフライ,ハゼ,フライタイング,フライパターン,フライフィッシング,ヨシノボリ,小魚

湖や本流、海に住むヨシノボリやハゼの仲間のイミテーションとしてエド吉田が考えたジグフライの改良版。沈み強化の為にタングステンビーズ、アピール強化の為にビーズヘッドの後ろまでみっちりとマラブーを巻き留めます。

肉厚のヘッドとくねるテールが波動を出しながら底を目掛けてフォーリングしながら誘い、ボトムレンジへ入ったら定位して底を意識した魚を誘い寄せるジグフライです。

空の明るさや水の色、底の色に合わせてカラーを使い分けます。#4に巻いた中型はヨシノボリやハゼだけでなく、ザリガニやヤゴのファジーなイミテーションとしても機能。#2に巻いたソルト用の大型はハゼやキスなどの底生ベイトフィッシュのイミテーションとなります。

ヘッドスタンドとは

当クラブのマーティン・ホワイト氏が教えてくれた、巻き餌などを使わず正々堂々とコイをフライフィッシングで釣るスタイル「Fly Carpin' フライカーピン」。その先駆者として有名なMcTageことトレバー・タナー氏やマーティンが生み出したのが、「トライポッド ヘッドスタンド」というコンセプト。針先を上下逆転させたジグフライが底でポーズを崩さないように、ビーズヘッドとボールチェーンアイで3点倒立させるアイデアです。

タナーさんやマーティンと相談してこのスタイルで巻くフライを何て呼べば良いのか聞いたところ、彼らの名前を説明にでも入れておいて欲しいとのことだったので、システムとしては「トライポッド」と呼び、フライのスタイルとしては「ヘッドスタンド」を頭につけることにしました。

ステップ解説

フックにタングステン・ラウンドビーズの4.0/3.8mmを通したら、続けてペアで切り出しておいたボールチェーンアイ4.0mmを瞬間接着剤を塗ってから、スレッドでたすき掛けにしてフックシャンクへしっかりと固定してトライポッドを形成します。

トライポッドを形成した後は、目一杯テールを活用するために下巻きをベンドギリギリまで持っていきます。

マラブーの準備

マラブーは1枚を使い、先端部分はテール用、中央部分はハックル用、根元のクオリティが低いところは使いません(とっておいて小さいニンフのテール材になります)。

テール部分のマラブーを巻き留めて余分をトライポッドの後ろでカットします。

続けてアブドメンとして使うホログラフィック・ロングヘアーを取り付けます。

スレッドでマラブーの余分を巻き潰してアンダーボディとします。

アピールを強めるためと、マラブーを使ったコンポジットハックルがフレアしやすくするために、ロングヘアーをボールチェーンアイの後ろまで巻き付けて留めておきます。

波動を出すためにフレキシフロスを取り付けます。トライポッドとアブドメンの間のスペースにたすき掛けで固定してから・・・

テールより少し長い程度でカットしてマテリアルクリップで仮止めしておきます。レッグの根本がフライの下側に来るようにスレッドで押さえつけておきます。

マラブーを使ったコンポジットハックル

マラブーのハックル部分を展開したブレンドマスタークランプに置いて位置合わせをします。

窓プレートを閉じてファイバーの根本だけが露出するように押さえておきます。

ダビングループに挟み込む部分だけ残してカットします。

残ったサイドをひっくり返して重ね合わせてから・・・

同じく窓プレートを閉じてホールドした状態にして

ブレンドプレートを折りたたんでファイバーのみ切り離して準備OK。

ダビングループとダビングツイスターをセットしたら、ループを開いた状態でダビングワックスを塗っておきます。

ブレンドマスタークランプからマテリアルをダビングループに移し取り、ダビングループを閉じます。

この状態で回転させる前の調整をボトキンを使って行います。

ダビングツイスターでダビングループを回転させながら、ファイバーを軸へ巻き込まないようにボドキンで補正しながら、コンポジットハックルをフレアさせます。

フレアが完了したら、水で濡らした手でファイバーを中央軸で山折りに撫で付けてダブリングします。

トライポッドのビーズヘッド直後まで丁寧にハックリングしていきます。

ダビングループを巻き留めて、ウィップフィニッシュしたら、コームを使って整えて完成。

マテリアル

  • フック: ドヒーク HDS #4、#2、ウィードガードをつける場合はHDT #4、#2
  • トライポッド・ヘッド: テックストリーム タングステンラウンドビーズ 3.8mm
  • スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 8/0
  • トライポッド・アイ: チェーンボールアイ 4mm
  • テール:マラブー・・・1枚の先端部分
  • ボディ: テックストリーム ロングヘアーホログラフィックL
  • レッグ: フライキャンパーズ フレキシフロス
  • ハックル:マラブー ・・・1枚の中央部分

ツール

ドラグ機能を持ちしっかりと締め込みやすく、適度な重量でダビングループを操作しやすいボビンホルダー

手軽にコンポジットハックルを作るのに便利なツール

スピン最中に絡まったファイバーを解いたり、予防するためにボドキンは必須です

適度な重量を持つダビングスピナー

使い方

フォーリング

10フィート以上の操作性に適した長いロッドを使っている場合は、ロッドティップからあまりフライラインを出さない状態で、岸近くを回遊するフィッシュイーターへアピールすることが効果的です。

スイング&リトリーブ

岸から離れたポイントを攻める場合は着水インパクトを減らすため、狙った場所よりも流れの上流へフライを入れてスイング&リトリーブしてフライを泳がせます。十分な重量がアンカーの役目を果たすのでメンディングもやりやすくなります。

ボトムクローリング&ボトムバンピング

ボトムからベイトフィッシュを待ち伏せするマゴチのようなプレデターへは、底をとってからクローリングやバンピングが有効です。

アンカーフライとして

ユーロニンフのリグ(モノリグ)を組む場合の裏技として、このフライをアンカーフライとして使うと早期や暗い時間の底にべったりした魚へ強くアピールすることができます。

戦績

  • イトウ
  • レイクトラウト
  • ニジマスコイ
  • スモールマウスバス、ラージマウスバス
  • チャネルキャットフィッシュ
  • フエフキダイ
  • マゴチ

タイヤー

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