ハックヌードル – これで釣れねば、諦めろ。
反応の悪いバスやショートバイトのトラウトをどうしても釣りたい、そんな中でめちゃくちゃ釣れる「ヌードル」マテリアルと半端なく刺さる針と出会ったことで生まれたアトラクターニンフです。ハックルのHackleと裏技のHACKの両方の意味でハックヌードルと名付けました。
フライフィッシングの場合、イギリスのフライフィッシャーたちが長い伝統の中で見つけてきたマテリアルやヨーロッパの大会アングラーたちが切磋琢磨して見つけてきたマテリアルもあれば、半端なく釣行日数が多いアメリカのクレイジーなフライフィッシャーたち、クライアントに絶対に釣らせたいプロガイドたちから新しいマテリアルが生まれてきます。
日本の場合、管理釣り場やバスフィッシングで使われるマテリアルは、不特定多数のアングラーたちのたくさんの数の魚を釣る中から生まれてくるので、トラウトだけに限らず汎用性の高いものが生まれきます。数釣りされるフィールドはイノベーションの宝庫だと言えます。
ワンポイント
シンプルなフライなので素材が命!絶妙な柔らかさと弾力、薄さと長さにカットされたウルトラソフトスキンは必須です。芦ノ湖、丸沼、湯ノ湖では定番となっている激釣マテリアル。試さねば損!
さらにショートバイトを確実に獲るために、刺さりの評判が高いバスフィッシングのライトリグで大人気の「フォグショットTC」を使います。刺さりの良さを極めるために、ナノコーティングされているため普通のスレッドでは滑るため、しっかりとテンションをかけられる強度があって、繊維がフック表面へ吸い付くほど細かいテックストリームのGSPスレッドをテンションコントロールできるボビンにセットして使います。
シャンク後端にウルトラソフトスキンを巻き留めます。縦に3回しっかりと巻き付けたら絞り込み、水平方向に3回巻き付けてしっかりと絞り込むとしっかりと止まります。
スレッドにワックスを滑り止めでつけたら、ソフトハックルを巻き留めて、ダビングをスレッドへ撚りつけてボディをぴっちり巻きます。
ソフトハックルを回転巻きして巻き止めたら
ヘッドを巻き留めてウィップフニッシュ。
マテリアル
フック:ささめ針 RYUGI フォグショットTC#8
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 22/0
テール&オーバーボディ:フェザーアンドフライ ウルトラソフトスキン
ボディ:アイスダビング
ハックル:パートリッジ
ツール
セッティング調整が必要ですが、テンションのコントロールができて、ぴっちりとスレッドを巻くためにはおそらく最強のボビンだと思います。
※記事を準備中です
抜けやすいソフトハックルを巻く時に使いやすいハックルプライヤー
使い方
ストリッピングで使う場合、魚が隠れているポイントよりも奥へフライを入れてから水に馴染むのを待ってはじめは長いストローク、動かし始めたらば短いピッチでストリッピングして誘います。
フォーリングで使う場合、キャストを空中で止めてフライを空中から落下させて初期の気づきを狙い、そのまま糸がたるまないように水へ馴染ませてテンションフォールさせます。フォールさせ切ったらば、シェイクを加えるのも有効です。
アタリ感知したら自分でフックセットしないとならないバスを基準に作られていますので、トラウトに使う場合は飲まれないように集中してアタリを捉えてください。
戦績
- ニジマス
- ブラウントラウト
- ラージマウスバス、ブルーギル
タイヤー
この記事のディスカッションに参加する | Join the Discussion
東京フライフィッシング&カントリークラブのFacebook グループ「Friends Lobby」ではメンバー以外の方とのディスカッションも行っています。気になる情報や質問などはこちらまで!