グリーンウェルズ グローリー
イギリスで長く使われてきた小型の明るい色のカゲロウのイミテーションとして機能するウェットフライです。日本でも朝と夕方にハッチする色の薄いカゲロウのタイミングや、昼前のコカゲロウのハッチなどで活躍します。

1857年にイングランド国教会(聖公会)ダーラム主教座大聖堂の司祭ウィリアム・グリーンウェル先生によって考案されたウェットフライで主にイングランド・スコットランド国境のツイード川での釣りに使われていました。クリスチャンのアングラーが使うと、主のご加護で良い魚がたくさん釣れるかも?
構成と特長
全体のプロフィールは小型のメイフライのイミテーションとして機能しつつ、クイルウイングが水流を捉えて狙ったレンジへ沈んでからのターン&スイングを可能とします。
オリジナルはスターリング(ムクドリ)のクイルとパッチフェザーを使います。
ステップ解説
フックをバイスに固定したら、スレッドでシャンク後端まで下巻して、コック・デ・レオンから毟ったテールを取り付けます。

フラットワイヤーをシャンク下側に取り付けます。

ボビンホルダーを反時計回りに回転させてスレッドをフラットにしながら、緩いテーパー状にボディを形成します。

フラットワイヤーでスロート位置までリビングを行ってから巻き留めます。

スロートハックルを取り付けます。

ハックルファイバーを後方へ撫で付けながら2、3回転巻いてスレッドで固定。ヘッド部分をスレッドで綺麗にしておきます。

ペアリングさせたクイルウイングをシャンクに当てて位置決めしてからピンチラップで取り付けます。

軸線からずれていないか確認して本固定します。

先の尖ったシザースまたはレイザーでウイングの余分をカットしてから、スレッドで巻き潰して綺麗にヘッドを整えます。ウィップフィニッシュしたら、UVレジンでコーティングして完成。

バリエーション
テールを付けず、ウイングを長めに低く取り付けてから、スロートハックルを巻くことでカディスにも巻くことができます。

またウイングをアップライトに立てて、ヘンハックルの代わりにコックハックルを密に巻くと朝でも見やすいドライフライ版になります。
マテリアル
フック:ドヒーク HDN302 #16, 14, 12
スレッド:テックストリーム スタンダードスレッド8/0 クリーム
テール:コック・デ・レオン
ボディ:スレッドボディ
リビング:ドヒーク フラットワイヤー 0.2mm ゴールド
スロートハックル:インドヘンネック ファイヤリーまたはモトルド系
ウイング:ダッククイルまたはマラードのセカンダリ
ストレッチ性・滑りづらさ・細さを兼ね備えたスレッド。
ツール
バイス
3種類のバイスヘッドを使い分けて、ミッジからチューブフライまで巻くことができるペデスタル型バイス
ハックルプライヤー
ピーコックハールを束にしてホールドする時や、スロートハックルの巻き付けに便利。
シザース
先端がピンセットのように細く、ウイングのカットや細かい部分のクリーニングにとても便利なシザース。
使い方
魚がライズしている場合は、シングルフライで上流側からナチュラルドリフトさせて使います。
スイングの釣りで使う場合は状況に応じてこのフライを2つWウェットに組んで使います。
戦績
- ヤマメ
- ニジマス
- ブラウントラウト
- ブルックトラウト、
タイヤー
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