小菅川 – 山梨県小菅村
今はなき五百円紙幣に描かれていた大菩薩嶺を水源とする小菅川。東へ流れ出して小菅村の中央を通りそのまま奥多摩湖へ流れ込んでいます。日本で初めてヤマメの養殖に成功した川として知られるだけでなく、宮川・山沢川・玉川の3つの支流を種沢として禁漁区、最下流の2kmをキャッチ&リリース専用区間、さらには村営の釣場を設けるなど、村全体でゾーニングを分けてマス釣り振興している村です。
全体マップ
小菅川本流・C&R区間
奥多摩湖の上の「すずめのお宿」を降りた下の金風呂から始まり、森林公園キャンプ場で終わる2km程度のC&R区間では、ルアー&毛鉤釣り専用区間となっておりリリースが義務付けられています。放流もされているので魚影が濃くなっています。
上流セクションは魚のポイントへの着き方が野生に近く、釣られると他の魚が着くという、渓流の練習もうってつけのフライフィッシング向けにおすすめのエリアです。
下流セクションは河原まで車で降りられることもあり人気のセクションとなっています。
トラウトガーデン
川そばに作られた止水の管理釣場。水質はクリアで、のんびり家族で釣るには最適な釣場です。
小菅川本流・フィッシングヴィレッジ
小菅川本流を区切って村が運営している管理釣場。村落の中を流れている里川なので食事も取りに行きやすく、家族と一緒だったり、寂しい思いをせずにのびのびとフライフィッシングを楽しみたい方にはオススメです。
小菅川本流・冬季ニジマス釣場区間
ヤマメとイワナが禁漁に入る10月以降も釣りを楽しむことができるようにするため、ニジマスを対象として2月末まで設置される区間です。
遊漁期間:2019年10月5日 ~ 2020年2月28日まで
小菅川源流・尾数制限区間
木下養魚場の上の堰堤から上流までの源流のエリア。ここからは山の中を流れる川となり、放流されたヤマメだけでなく、世代を重ねたイワナがメインとなります。
岩盤が脆いため、斜面を降りたり登ったりする時には剥がれて滑落しないように気をつけてください。林道にも落石が多い場所になっています。
白沢川
上野原とつなぐ県道18号に沿って流れる渓流。本流で放流されたヤマメも遡上しますが、最上流はイワナの川となっています。
禁漁区間
小菅川支流の山沢川、玉川、宮川は永年禁漁です。
シーズン&遊漁時間
- ヤマメは全域で3月初めの土曜日から9月30日
- ニジマスは2月28日まで
対象魚
- ヤマメ
- イワナ
- ニジマス
- ウグイ、オイカワ
入漁料
- 5,000円/年、1,000円/日
- 小学生無料、女性および中学生は半額
遊漁規則
- キャッチ&リリース区間:擬似針を使った釣りのみ、オールリリース、シングルフックのバーブレス厳守
- 尾数制限区間:1日5匹まで
- 15cm以下採捕禁止(山梨県条例)
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