湯ノ湖 – 栃木県日光市
奥日光において最も標高が高い場所(1,475m)にある、周囲2.8kmほどの小さな美しい景観の湖沼です。最深部は12mほどで、温泉から流れ込む水により栄養豊富で安定したハッチがあるので、魚の型を問わずライズフィッシングを楽しみたい方には最適なフィールドです。ネイティブのブルックトラウトは小さいですが、ライズを狙ってドライフライやウェットフライで釣るとゲーム性が高く楽しめます。ホンマス、ニジマス、ヒメマスの放流がメインの湖なので、美しい山上湖の景観を楽しみながらスローに釣りたいフライフィッシャーにファンが多い釣り場です。
全体マップ
北岸
湯ノ湖のメインストリートとなる北岸は宿泊場所も駐車場も十分にあり、トイレも歩いて行ける距離にあるので、利便性を求める方にはベストなポイントとなります。
湖の北側の白根沢の流れ込みよりも手前のボートハウス付近はニジマス などの放流場所となっており、魚影が濃い人気スポットになっていますが、アングラーの数も観光客の数も多く、賑やかな場所が好きな方にはオススメです。
白根沢の流れ込みよりも奥はなだらかな遠浅からかけあがりとなっており、水生昆虫のハッチも多い魚の回遊コースとなっています。放流されてから野生化が進んだ魚はこちらを餌場にするので、雰囲気を重視される方はこちらの方が良いでしょう。こちらにもブルックトラウトはいますが、藻の間に隠れる小さいサイズでツーハンドでは期待しない方がいいでしょう(合わせた瞬間に空を飛んでいってしまいます・・・)。
西岸
湖の周囲を囲むハイキングコースから降りていける急な場所ですが、バックスペースが全く取れない反面、深場への落ち込みとなっているので数は多く無いですが型の良いブルックトラウトの好ポイントとなっています。急峻な場所なので足場や水没にはくれぐれも注意してください。
南岸
湯滝の上のポイントは「滝上」と呼ばれる景観の開けた人気スポットになっています。1日に数回、群れが回遊してくる定番コースとなっていますが、プレッシャーによっては岸から25-30mほどはキャストする必要があるので朝夕以外はツーハンド向きのポイントとなります。湯ノ湖が最も美しく見える場所ですが、お店もトイレも無く、駐車場の数にも限りがあるので覚悟する必要があります。
シーズン&遊漁時間
- 5月 1日から9月30日まで
- 日の出(ボートは午前7時)から午後5時まで(5/1の解禁日は午前5時から)
対象魚
- ホンマス(サクラマスとビワマスの交配種)
- ニジマス
- ブルックトラウト
- ヒメマス
入漁料
- 年券なし
- 5/1のみ、ボート:4,600円/日、岸:3,600円/日
- 5/2-5/31、ボート:3,600円/日、岸:2,600円/日
- 6/1-9/30、ボート:2,600円/日、岸:2,000円/日
- 6回回数券(1日券5日分)
- 小学生以下、500円/日
遊漁規則
- ロッドリミット:2本まで
- ドロッパー、トレーラーなどの連針仕掛け禁止
- 脚立などの場所取り禁止
- 舟は、貸し舟のみ、持ち込みは禁止。貸し舟に、エンジンやモーターの取り付け禁止
- バッグリミット20匹、活きた魚の持ち出しは禁止
- 15cm以下の採捕禁止
入漁券売り場
- 湯ノ湖釣り事務所
TEL 0288-62-2524
舟釣り券・岸釣り券・湯川券
小学生券・回数券
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