「フライフィッシングで100魚種」プロジェクト:2025年まとめ
アメリカ在住時代の1995年にフライフィッシングを始めてから、どんなフライやタックル、ラインシステムで釣れたか記録しておく習慣の延長で、コツコツ進めたきた「フライで100魚種を目指そう」プロジェクト。去る2022年12月の沖縄・西表島にてフライ歴27年目にして、ついに100魚種達成完了しました。
「フライフィッシングはどんな魚でも釣れる釣りだ!」の実証から肩の荷が下りたとともに、「好きに釣っていいよ」という反動から2023年シーズンは虚無に浸り・・・。2024年シーズンは流し操業でやっつけてから、2025年の今年を迎えて、トラウトだけでなくカープやプレデターのフライフィッシングを啓蒙していく中で、改めて記録を続行しています。
今回は2025年12月時点での最新状況となります。
103魚種・46魚科・・・ペルキクティス科マーレーコッド45cm
今年の後半からは「プレデター」フライフィッシングにフォーカス強めると決めていたこともあって、ストリーマーの勘所の復習に立ち寄った宮城アングラーズヴィレッジで懸案だったマーレーコッドをやっとフライで釣ることができました。

新亜種・・・アメマス亜種「ゴギ系」イワナ24cm
出張ガイドのために初めて訪れた四国の山岳渓流にてアマゴをサーチフィッシングしていたら突然出会ったイワナたち。

出元を辿ると鳥取県の養鱒場で育てていたニッコウイワナにゴギが混入した「ゴギ系イワナ」が閉業した現地の釣り堀から川へ住み着いてしまったものが、渓流マニアによる有志放流で広まったものだろうとのことでした。

更新・・・微増したタカハヤ16cm
同じくサーチフィッシング中に出たタカハヤの中からサイズ更新できました。

更新・・・アメマス亜種ニッコウイワナ35cmとサクラマス亜種アマゴ25cm
ツキノワグマが闊歩する南アルプスの渓流で出会った2匹。


更新・・・アメマス37cm
ヒグマが闊歩する天塩川渓流セクションで出会ったアメマスたち。
湖から遡上しているので口は真っ黒ですが、体つきは虫しか食べてないのでスレンダー。エゾイワナと呼ぶには顔が可愛く無いのでアメマスということで。

更新・・・ブリ50cm
イナダサイズですが、病み上がりボートシーバスの最中にシーバスとは違った変わったファイトをする魚がヒットしたので何かと思ったらイナダさんでした。ナイトゲームだと走らないので、安定ファイトでサイズUP。

修正・変更
これまで Salvelinus malma = ドリーバーデンと同種とされてきたオショロコマですが、極東ロシアの個体群と一緒にDNA解析で別種となり、Salvenlinus curilus =サウザンドリーバーデンとなりました。

「ビワマス」が新たにOncorynchus biwaensisと新種登録されたことで、これまで標準標本とされていた亜種が、北陸サクラマスなどとのハイブリッドだった可能性が指摘されており、とりあえず 「ビワマス系ハイブリッド」としてOnchorynchus masou sp1と表記変更しておくことにしました。こちらは亜種レベルの話なので、影響はほとんどなし。

まとめ
というわけで、ニューヨーク在住時に初めて釣った1魚種目の「スモールマウスバス」から「102種目」まで進んだ「100魚種プロジェクト」ですが、2025年シーズンにはかろうじて新しい魚種を1種追加できました。
「エリアフィッシング」での貪欲な釣り姿勢だけでなく、「アドベンチャーフィッシング」のための装備や足回りの工夫も併せて、「フィールドフィッシング」での効率的な段取りやスピーディーな展開につながっていることは、エリア・フィールド・アドベンチャーの3つが大事、というTFFCCの新しい戦略の正しさを裏付けたと思います。
しかし、それを持ってしても、ありとあらゆるフライフィッシング的な手段をつくしても狙っていた野生のイトウを釣ること叶わず。これまでの魚たちの延長線上では通用せず、別の軸で考え直す必要があります。
「百味を楽しむ」道のりで学ぶスキルやフライパターンは貴重な経験となります。私も引き続き新しい魚種やサイズアップを狙っていこうと思います。100魚種のフィールド、フライ、タックルデータもありますので、分析レポートも面白い発見があればまとめてみようと思います。
また今年もかなり実験的なことができたのは、お互いをサポートする仲間たちがあってこそ!元Team Japanのニンフ使いの先輩たち、トーナメントの先輩たち、素敵なフィッシングガイドさんたち、そしてタックルメーカーの皆様へ深く感謝いたします!
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