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VWキャンパー戻り旅 1日目: 十和田湖でのんびり

2020/11/25キャンピングカー,ヒメマス,フライフィッシング,ユーロバン,十和田湖

GW期間の東北への旅の終わり、青森県の龍飛岬でエンジンスタートしなくなってしまった愛車。この中にフライ用品一式を放りこんだままだったので、毛鉤を巻くことも釣りをすることもできず、仕事に忙殺されている日々を過ごしていました。原因はクランク角センサー。

やっと大きなプロジェクトが片付いたので、土曜日の朝一の東北新幹線で青森入り。GWの時は東京から3日間かけて向かった青森県も、新幹線だとわずか4時間!日本のインドとも言うべき、スピリチュアルカントリーもアクセスが良くなったものです。

このままだと仕事疲れが溜まった体の自分で運転して帰るのが馬鹿らしくなるので、気持ちをあげるシンボルを探します。

これこれ。こういうのが大事です。サーモンカントリーに来れば自然と気持ちが上がるのがフライフィッシャーの良いところ。気分が上がったところで、駅からタクシーで修理をお願いした「リペアガレージK」さんへ向かいます。

肝心の車の状態は・・・?

リペアガレージKはアメ車の年代物の修理やカスタマイズ実績が高いショップで、安心して任せられます。2Fの事務所で手続きしてから1Fのショップで少し買い物。それから愛車と再会です。

私が気にしていたのはエンジンルームよりも、車内の冷蔵庫の中に放置していたジャガイモやベーコンなどの食糧・・・。電源が切れてから7週間・・・新たな生物に進化していないか心配です。

スライドドアを開けて車内をチェックすると、車庫入れした当時そのまま。恐怖と戦いながら冷蔵庫を開けると・・・。幸いに想像していたよりも「野生化」が進んでいない「塩辛」程度の状態で恥ずかしくなくゴミ捨てできました。涼しい青森じゃなかったら・・・と考えると、今後は必ず冷蔵庫を空にすることにします。

今回の帰京への旅のルート予定

今回の旅のルートはこんな感じ:

  1. 自宅→山手線→東京駅→東北新幹線→新青森駅→タクシー→リペガレージK→青森市内で買い物→十和田湖で一泊
  2. 十和田湖→奥入瀬渓流で渓流釣り→八戸から東北道→どこかのSAで一泊
  3. 東北道→都内

車のピックアップも終わったので、青森環状線から青森自動車道を経て十和田湖へ向かうコースへ。「北から山越えで行くと危ないよー」と言われていましたが、実際に十和田湖へ降りていくコースはヘアピンカーブなど難所が多いにも関わらず背の低いガードレールしかない、スリリングなルートでした。

途中に良い感じの渓流が続くので調べてみたら浅瀬石川でした。良いポイントを見つけたので橋の上から偏光グラスでじーっと観察してみました。日差しが強くて泡の下のヤマメは見えませんが、緩めの流れに沈む岩のヘリにぴったりくっつくイワナ二匹を発見。

「渓流モード」なら確実にフライロッドを取りに走るのですが、「湖モード」の今回は湖の様子が良ければそっちで釣ろうと思っていたのでスキップしました。

十和田湖の北西岸へついた後は、ポイント偵察しながら停泊地を探します。眺めも良く、釣りにも良さそうな桟橋のあるスポットを見つけたので今夜はここで停泊。ライズのある場所なのか、ワカサギへのボイルなのか、地元のアングラーの釣り方を観察しながら学ぼうと思います。

綺麗な空気を胸いっぱいに吸い込んでから、ジャズのプレイリストをかけて、コーヒーを飲みながら移動式ラウンジで、ボケーっとしていると心の奥に溜まった魂の老廃物が出て行きます。今回はかなり疲れていたようです・・・。

心が晴れたのでカメラを持って付近を探索。なにやら水が流れ込む場所があって、ワカサギやヒメマスらしき稚魚が集まっています。

近くを調べたら由緒あるヒメマス養魚場があって、まさにここは放流場所のようです。

なんとここはヒメマス聖地でした!

この後は軽く早夕飯を済ませてから、カベルネ・ソーヴィニヨンを飲みながら父との思い出もある湖を眺めがら過ごしました。

残念ながらライズは一回だけありましたが、かなり小さくヒメマス稚魚と思われます。