マングローブ・アイランドのフライフィッシング – 沖縄県西表島
2015年12月に西表島フライフィッシングツアーに行った際の動画です。字幕ONで日本語でご覧いただけます。
カヤックからのフライフィッシング
このツアーでは大きめのシットアップ・カヤックで西田川、小型のシットイン・カヤックで仲間川のマングローブ帯を釣ってみました。強い風が吹くことがある12月の西表島ですが、できるだけ岸そばを漕ぐことで風裏へ入りつつ上流へアプローチして、釣る時はブレーキをかけつつ下流へ流されながら対岸を狙っています。
この時はドラグアンカーを持っていなかったので、潮の上げ具合と川の流速のバランスを見計って入川しています。
マングローブ河川におけるカヤック操船について
大きな川幅の河川の流れの中を遡上するのは体力を消耗するだけで前進しないので、可能な限り岸寄りの流れが緩くなっているところを狙って進んでいきます。
岸から大きな木が迫り出している場所や、渦を巻く場所は操船が難しくなるので出来る限り迂回です。
支流へ入ってからは座礁しないようにできる限り流れの中央を進みますが、魚が着いているのは岸そばなのでこれが最も効果的です。
装備について
カヤックの基本装備としてフローティングベストは必ず着用します。また、万が一落水しても復帰しやすいように荷物は出来る限りまとめた方がいいので、ヒップパックと気密性の高い防水スタッフサックに入れてあります。
熱帯では脱水症状は危険なので、水筒に入れた飲み物は半日で1Lは持っていきます。1日の場合は2L必要です。
マングローブの支流は複雑になっているだけでなく、場合によっては上陸してから歩くことがあるので、ハンディGPSなど地形と現在地が確認できるデバイスは必ず必要です。
タックル情報
カヤックで使うのはシングルハンド6番または8番タックルがオススメです。
シングルハンド6番タックル・・・カヤックで使用
- ティペット: シーガーエース フロロカーボン3号 (12lbテスト相当)6フィート
- リーダー:
- フライライン: Airflo タクティカル WF6フローティング
- フライロッド: R.L. Winston Boron II-MX 906-4:9フィート6番
- フライリール: Tibor Light Backcountry CL
シングルハンド8番タックル
- ティペット: シーガーエース フロロカーボン4号 (16lbテスト相当)6フィート
- リーダー:
- フライライン: Scientific Anglers ストライパー WF8インターミディエイト
- フライロッド: R.L. Winston Boron II-MX 908-4:9フィート8番
- フライリール: Tibor Everglades
ツーハンド10番タックル
- ティペット: シーガーエース フロロカーボン3号 (12lbテスト相当)6フィート
- リーダー:
- フライライン : RIO Outbound
- フライロッド: G.Loomis Cross Current Beach Rod:11フィート10番
- フライリール: Ross Momentum 6