マニングフォード・トラウト・フィッシャリー – ウィルトシャー州
(2012年の記事の翻訳版です)
今回のイギリス出張最後の週末に同僚のフィリップが泊まっているマルムズベリーのホテルへ迎えに来てくれて、そう遠くないマールボローにあるマニングフォード・トラウト・フィッシャリーへ連れて行ってくれることになりました。クラシック音楽の流れる車内からウィルトシャー州の美しい景色を眺めて着いたのは11時前。マニングフォードはすぐ近くを流れるエイヴォン川から水を引いているポンド型の管理釣り場でブラウントラウトとレインボートラウトが入れてあります。
フィリップはおろしたてのバンブーロッドを早速試すのが目的で私は出張中にたまった疲れをフルキャストで吹っ飛ばそうと、ついつい手前よりも遠くへ遠くへとキャストしてしまいますが、魚からは無反応。ちなみにこの日は2、3匹キープしないと焼いたトラウトの夕飯を待っている仲間たちがいるので責任重大です。
1時間くらいやって体も温まったのでそろそろちゃんと釣ろうと岸沿いを回遊してくるトラウトを待ち伏せして、魚の前の前にニンフを泳がせて食べさせる作戦へ切り替え。狙い的中で回遊してきた大きなレインボートラウトがリーダーが掴めるくらいの超近距離でニンフへ食いつきました。
70cmジャストくらいのメタボリックなレインボーで、目測4kgはある巨体・・・。フッキングしてからしばらくファイトしていましたが、体はボロボロだしあまり美味しくは無さそうな個体・・・。ネットに入れても持ち上がらないので苦戦していたらニンフフックが伸びてオートリリース。何度もリリースされた慣れていると見えるファット・レインボーは何事も無かったかのように悠々と泳ぎ去って行きました。
この後は岸際を回遊してくるマスも見えなくなりフィリップも私もスローな時間へ突入。同時に風も吹き出してきて、バンブーロッドのフィリップは苦戦している間、私はショートバイトでフッキングしないニジマスに苦戦。そのうち雨も降り出してきたので、一旦受付のロッジハウスへ引き揚げます。
雨が上がったあとはプレッシャーがリセットされたのか釣り場みんなにアタリが出るように。
綺麗な虹=レインボーを横目にみながらフルキャストして楽しいファイトを見せてくれたのは、私にとってイングランド初のレインボートラウト !それも食べ頃のナイスフィッシュなので早速キープ。この前の晩にはホテルでブラウントラウトを食べたのですがあまり脂が乗ってい無かったので、このレインボーには大いに期待です。
フィリップもバンブーロッドへ入魂。こちらも同じくらいのサイズで太すぎずグリルするにはぴったりのサイズなのでキープ。この時点で午後3時過ぎなので、グリルフィッシュと一緒に食べる付け合わせやワインを買うためにゲームセット。受付でキープした魚を見せて違反の無いことだけ確認してからチェックアウト。
その晩はフィリップと共通の友人のニックの家族と魚が大好きな娘さんも交えて最高の晩ご飯となりました。
結果
キープ: ニジマスx2
リリース:メタボニジマス70cm