北の魚と南の魚の交差点 – 神奈川県横浜港
昨年末の沖縄旅行では家族全員で風邪をひいてしまったため、ロクに釣りができませんでした。そこで年初めの釣りに期待していたのは「小物」「ウルトラライトタックル」「いろいろ」。鹿内キャプテンに電話すると何やら面白い仕立てができるそうなので、組んだばかりの4番タックルと小物用の6番タックルを車へ放り込んで早速パラスFGSへ向かいます。
午後3時過ぎにゆっくりと出船して、温排水のポイントへ向かいます。火力発電所に取り込まれた海水は発電タービンを冷やすための冷却水として使われた後、温まった状態で海へ戻されます。小さな湾のようになった温排水のポイントは常に暖かい海水が流れているので、夏の間に横浜港へ迷い込んできた黒潮の回遊魚が冬でも生き残ることができるようになっています。
最初のゲームは南の海の小物たち。9フィート4番タックルにはタイプ6のフルラインをセットしてあるので、小さなストリーマーをカウントダウンしながら引っ張ります。初めに追ってきたのはなんとイケカツオの子供達。エイリアンのような不思議な顔をしていますが、次から次へとヒットしてくるので一度フライを引き抜いて本命を待ちます。
小さなナブラが起こり始めたので狙ってキャストすると本命のギンガメアジ。あまり大きなサイズはいないようなので、日が暮れるまで時間を潰してから次のポイントへ向かってもらいます。
ほんの5分走らせたところで、今度はフローティングラインをセットした6番ロッドを使って、メバルをシュリンプフライのドリフトで狙っていきます。本当、北の魚と南の魚が同じエリアで釣れるなんて不思議な横浜港。最後にシーバスも少し釣って帰港したのでした。
釣果
イケカツオx 2
ギンガメアジ x 5
メバル x3
シーバスx1