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出張そして釣りの旅パート2 – 赤城山麓のストライプドバスのエリアフィッシング

(2016年レポートの和訳です)

奥日光の湯川での釣りの後、軽く温泉へ浸かってから金精峠からの眺めを楽しんでから沼田方面へ向かいました。
途中で過去に楽しんだフィールドもチェックしていきましたが、丸沼や菅沼は以前よりも環境が良くなっているようでしたが、沼田へ向かう途中の管理釣り場は閉鎖されてしまったようです。

夜は風の抜けが良いであろう、赤城山麓の「道の駅ふじみ」で前橋の夜景を眺めながら車中泊。翌朝はゆっくりと起きてから、以前から行きたかった管理釣り場「宮城アングラーズヴィレッジ」に行くことにしました。

ところが日光とは違い、早朝だというのに猛烈な暑さで寝ていられなくなったので、営業開始時間から宮城アングラーズヴィレッジ、通称MAVへ向かいます。

MAVは初夏から秋にかけてはバスフィッシング、秋から翌春にかけてはトラウトフィッシングが楽しめる人気のフィッシングエリアです。バスシーズンではラージマウスバスだけでなく、チャネルキャットフィッシュやストライプドバスも放流されています。これもアメリカ在住時代に馴染みのある魚たちばかり!気持ちが高鳴ります。

とはいえ今回初めて来るので、フライでどこからどう釣っていいのか良くわからないので、とりあえずラージマウスバスから釣ってみることにしました。バスを見つけてからガーグラーで誘うサイトフィッシングです。

ここのバスたちはガーグラーのような小型のポッパーフライは見慣れていない様子で、ガーグラーが作り出すポップ音で気付き、食べやすい小さなサイズに魅了されて次から次へと釣れてしまいます。とりあえず6匹釣れたので次のターゲットを狙います。

それにしても酷暑と言っていいほどの暑さ・・・。周囲のルアーで釣っている人たちは全く釣れていない様子で、スタッフの方が生簀の小魚を餌として撒くと、一斉に池中がボイル!そして池の奥の流れの中で「ゴボン!」という大きな音を立てる魚を見つけました。

ガーグラーのままで狙っても無視されるので、アイスマラブーチャーリーにチェンジして緩くスイングさせると・・・一発で出ました!ストトライパーかな?

ランディングしたら正体は40cmオーバーのキャットフィッシュ!かなり強烈なファイトでロッドが折れるかと思うほど・・・。その後50cmオーバーを1匹追加したら、ナマズタイムは終わってしまいました。

この間、狙ってみたかったストライプドバスからのコンタクトは一切なし。

そこで作戦を変えて、先程のボイルの様子を再現するためにチャーリーで水面を強めに叩いて、池に餌の小魚が撒かれた様子を演出することに。魚が反応したら流れに乗せてスイングです。

コメント

2016年夏当時のことで、現在はこの釣法は「叩き釣り」としてレギュレーション違反となっていますので行わないでください!

この作戦は大当たりで、実にニューヨーク時代にルアーで釣っていた時以来のストライパーを釣ることができました!

この釣り方であまりに簡単に釣れてしまうので驚いていたら、連発するうちにギャラリーが集まってきて、ルアーアングラーの方から「そんなやり方で釣らないで欲しい」と苦言を呈される事態に・・・。

揉め事が起きないようにラスト1匹だけ楽しんで納竿しました。

ラストが55cmのストライプドバスだったのはラッキーでした。フライフィッシングで珍しい魚とのファイトを楽しみたい方がいらっしゃたら、MAVは最高に楽しいのでおすすめです。

リザルト&タックルデータ

  • 魚:ラージマウスバスx6、23-41cm、チャネルキャットフィッシュX2、42&52cm、ストライプドバスx4、40-55cm
  • フライ:ガートサイドガーグラー10番、アイスマラブーチャーリー10番
  • リーダー:テーパーリーダー9フィート、16lbフロロカーボン4フィート
  • フライライン:Scientific Anglers Frequency インターミディエイト WF6
  • フライリール:Tibor Back Country CL Wide
  • フライロッド:R.L. Winston Boron II-MX 906-4 6番