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ビーズヘッド江戸ピューパ

2024/08/29ニンフ,フライパターン

止水で使うピューパ。警戒させずに本物のピューパより目立たせるために、ナチュラルカラーのスレッドボディの上に、タグとしてUV蓄光フラットティンセルでアクセント付けしたものになります。

反復学習の時間の無い東京人が確実に釣るために、絶対に釣りたい東京人、東京の会社から送り出す製品でできているので「江戸ピューパ」。

特長と構成

本来はナチュラルカラーのスレッドボディにワイヤーでリビングとして巻きますが、ナチュラルより目立たせるために、フラットスレッドでテーパーボディを作った上ににUV蓄光フラットティンセルリビングを行って節を表現します。

ワンポイント

カーブ形状が重要になるのでピューパフックを使います。
スレッドをフロス代わりにボディとして巻くので、ストレッチ性のあるフラットスレッド、テックストリーム「ミッジスレッド」を使います。

フックにビーズをセットしたら、スレッドをベンドぎりぎりまで下巻きします。

太さにムラが出ないよう、UV蓄光フラットティンセルをフック全体に対して巻き留めます。

ミッジスレッドをセットしたボビンホルダーを反時計回りに回転させて解き、ストレッチさせながらフラットなボディを巻いていきます。

ナチュラルのように、テールからヘッドまでテーパー形状にスレッドボディを作ります。

ビーズの後ろまでリビングしたらスレッドで巻き留めます。

ビーズの後ろをテーパー処理してスレッドに瞬間接着剤を少し塗ってからウィップフィニッシュ。さらに強度UPのために、ヘッドセメントをボディに塗ってコーティング。UVレジンは輝きがくすむので使いません。

バリエーション:江戸ジグピューパ

ボトムからの食い上げショートバイトが多い時や、カケアガリに置いておいて見つけさせたい時、上アゴへフッキングさせられて根がかりしづらいジグフックを使います。こちらをポイントフライ、スタンダード版をドロッパーに使うのもおすすめ。

マテリアル

スタンダード版:

フック:ドヒーク HDG 645 #12/14/16
ビーズ:ドヒーク ブラスビーズ 2.8mm シルバーとブラック(反射を嫌う場合はブラックまたはガンメタが必須)
スレッド&ボディ:テックストリーム ミッジスレッド
リビング:テックストリーム フォスフォルセント・ファイバー 蓄光フラットティンセル

ジグフライ版:

フック:ドヒーク HDJ #12/14/16
ビーズ:ドヒーク タングステンスロットビーズ 2.8mm シルバー

オリーブやブラウンといった珍しい色を使いたい場合はこちらのビーズ。

ツール

テンション調整機能付きボビンホルダー

回転させる時のバランスを考えて設計されており、スレッド交換も手軽かつ、テンション調整機能が付いているボビンホルダーです。

使い方

インジケーター・ニンフィングの場合。魚が回遊するレンジまたは回遊レンジよりも少し上に定位するようにインジケーターの位置を調整します。

フローティングラインを使ったテンションフォールの釣りの場合。魚が回遊するスペースを狙い、インジケーターリーダーをフロータントでしっかり浮かせて、テンションを保ったままフォールさせてアタリを待ちます。

インタミを使ったスローシンキングの場合。魚が回遊するスペースで認知されやすいよう、風上からテンションを緩く保ったまま自然に沈めていきます。

戦績

大会でピンチになった時だけでなく、フィールドでどうしても釣りたい時、さらに初心者の方が釣れなくて困っている時にこのフライをあげることで、「確実に1匹」と出会えます。

  • ニジマス
  • イワナ
  • ブラウントラウト