Neversink CDC Drake – 不沈CDCモンカゲロウ2017

2023/12/27エクステンドボディ,カゲロウ,センパーフライ,ナノシルク,フライパターン,メイフライ,モンカゲロウ,中禅寺湖

Neversinkアレンジ(同じアイデアがありました・・・)パターン2017年の力作。
モンカゲロウやチラカゲロウなど大型のカゲロウのハッチに絶大な効果のエクステンドボディのドライフライ。エクステンドボディ部分を作る必要がある以外はCDCソラックスダンと基本的に同じなので、最低限のマテリアルで量産しやすいフライパターンです。

着水する時のアクション、リアルなシルエット、CDCウイングのゆらめきが魚を誘います。安定した姿勢で浮かび、フックポイントを中心にするように重心を考えてマテリアルのバランスを考えてあるので、吸い込みやすくフッキングも良いフライに仕上がっています。

また、EVAフォームを使ったエクステンドボディは耐久性が高く、濡れても浮いているのでチャンスタイムを逃しません。100匹以上のニジマスを相手にテストし、2017年シーズンの中禅寺湖のサイトフィッシングでは大活躍しました。

ワンポイント

タイングビデオ(字幕対応)

YouTube player

エクステンデッドボディ

ストレートタイプのダビングニードルをバイスに挟んでマンドレル(芯棒)として使います。下巻きで使うスレッドが滑らかで強度のある素材でないと引き抜きづらくなるので、GSPスレッドを使い、2-2.5mm厚のEVAフォームを節を作りながら巻きつけていきます。スレッドの余りはテンションを維持するために必要なのと、あとからカーブを加えたい時に必要ですので、切り取らずにとっておいてください。

また一度慣れてしまえば、バックフロートニンフやシュリンプのボディにも応用ができます。

テール

ビデオでは省いていますが、フェザントテールは抜けづらくするために折り返して止めてください。

マテリアル

フック:がまかつB11-B #10
スレッド: テックストリーム パワーGSPスレッド 16/0 ホワイト
テール:フェザントテイル3本
エクステンドボディ:東急ハンズEVAフォームもしくはフライフォーム2mm、タン(幅5mm程度の短冊型に切り出してから使います)長さは20mm
ソラックス:ドライフライダビング・タン
ウイング:CDC・ナチュラルを3枚重ね
ハックル:コックネックハックル・タン

ツール

ダビングニードル

一直線になっているものが必要です。

着色する場合はカラーリング用の油性カラーマジック

マッキーが一番使いやすいです。

使い方

CDCソラックスダンと同様にマッチザハッチとショットガン(釣り上り)の両方で使います。絶妙な着水インパクトとリアルなシルエット、CDCウイングの揺らめきが決め手となりますので、CDCウイングは水をしっかりと切ってドライシェイクなどをまめに使い、動きが良い状態を維持してください。

使い方:マッチザハッチ

湖や川の砂混じりの浅瀬でモンカゲロウやチラカゲロウがハッチしていることが確認できる場合に使います。
4-6フィートくらいのティペットを使い、フライを空中でターンオーバーさせてしっかりアピールしてから魚の視界内へ落とします。もしくは魚の視界外の上流側に落としておいて、魚の着き場所までナチュラルドリフトさせます。

使い方:ショットガン

湖ではかけあがりや障害物のキワ、川ではバブルレーンを目標として、空中でフライをターンオーバーさせてから水面へ落とします。魚の着き場所が深ければ深いほど高い位置でストップさせてから落としてください。

戦績

  • ブラウントラウト
  • ニジマス、ホンマス

タイヤー

この記事のディスカッションに参加する | Join the Discussion

東京フライフィッシング&カントリークラブのFacebook グループ「Friends Lobby」ではメンバー以外の方とのディスカッションも行っています。気になる情報や質問などはこちらまで!