Neversink CDC Caddis 不沈CDCカディス
2016年シーズンの早春の秋川で良い思いをしてから使い続けている14番サイズのドライフライ。早春=ミッジと一般的には思われていますが、解禁前の2月ごろから黒い色のトビケラが岩の周りで少数ハッチしています。これが3月ごろになるとひとまわり大きくハッチするので、それを狙ったドライフライとなります。
フックベンドがアンカーとなり、ボディの水押しが良いのでイブニングでも誘いの良いフライです。
水面へ張り付き浮力を保つフォーム材
マテリアルが滑らないように、フックシャンクへブラックのフロスをソラックスの位置まで下巻きします。2mm厚のフォームの端っこを「V」のテーパーがつくようにハサミでカットしたら、スレッドで巻き切らないように注意しながらフォームを節の形に巻き留めて行きます。反時計回りに解くと薄く太くなるスレッドを使うと楽なので、 フラットスレッドの一種であるGSPスレッドがオススメです。
ソラックスの位置まできたら、黒いドライフライ用のダビング材でソラックスを作り、スレッドにワックスをつけて滑り止めをしてからハックルを取り付けます。
ハックルが巻けたらば、CDC2枚をウイングとして巻き留めます。この時長めに仮止めしてから、少しずつ引っ張って気に入った位置に調整するとやりやすいです。
最後にアンテナを取り付けます。このさい、スレッドを反時計回りに解いて薄く太くしてから少しだけワックスをつけると巻き切らずに綺麗なヘッドが作れます。
マテリアル
フック:ドヒーク HDD301 #14、がまかつ B11-B #14
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド 16/0 ブラック
ボディ下巻き:テックストリーム ポリフロス ブラック
ボディ:2mmフォーム ブラック
ソラックス:シールズファー ブラック
ハックル:コックサドル ブラック
ウイング:CDC2枚
アンテナ:フェザントテール ブラック 2本
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使い方
トビケラのイミテーションで使います。岩の側の落ち込みにフワッと落ちるようにプレゼンテーションして魚を誘い出します。
イブニングのタイミングでは落ち込みの近くでダウンクロスにキャストしてからスケーティングさせて魚を誘います。
戦績
シンプルなマテリアルでカディスの多い川では良く釣れるので、北米のメンバーからも釣果報告がきました。
- ヤマメ
- ニッコウイワナ、エゾイワナ
- ニジマス、カットスロートトラウト
- ブルックトラウト
- ブラウントラウト