ジグニンフ・ジグフライ・フェザージグで使うビーズのチャート
2024/08/12アトラクター,エリアフィッシング,フェザージグ,ユーロニンフ
フライフィッシングで使うジグニンフやビーズヘッドニンフ、ソルトフライで使われるジグフライ、フェザージグの自作に便利なビーズサイズ・重量・フックサイズ目安の適合チャートです。(随時アップデート)
ラウンドビーズとスロットビーズの違い
ラウンドビーズ(丸穴ビーズ)はカウンターシンクと呼ばれる後方の穴がすり鉢型に大きく掘り込まれていて、前方の穴がフックアイに引っ掛けて止められるように小さくなっています。そのためシャンクが真っ直ぐなフックやシャンクに使うことができますが、ジグフックのようなシャンクに角度がついたフックの場合、フックベンドをクリアーしづらかったり、穴が「丸」のために、フックアイに密着しづらくグラグラしてしまいます。ブラス製のものとタングステン製のものがあります。
スロットビーズは後方の穴が大きなスロット溝となっており、前方の穴が小さな「楕円」または「I型」となっており、フックアイに密着しやすくできています。スロット溝のおかげでギリギリのサイズでもフックベンドをクリアーしやすいだけでなく、角度がついたシャンクを持つジグフックやジグシャンクへもセットしやすくなっています。タングステン製のもののみ製造されています。
タングステンスロットビーズとフックの適合チャート
ファーストシンキングにする場合はジグフックを使いタングステンスロットビーズまたはティアドロップ型のオフセットビーズを使います。オフセットビーズはジグフック以外のフックをキールにするのにも使えて便利です。
国際競技用 | ビーズの直径 | ビーズ重量目安 | フックサイズ目安 |
○ | 1.5mm | 0.02g | #20-22 |
○ | 2.0mm | 0.06g | #20-22 |
○ | 2.3mm | 0.09g | #14-18 |
○ | 2.5mm | 0.12g | #14-18 |
○ | 2.8mm | 0.17g | #10-14 |
○ | 3.0mm | 0.20g | #10-14 |
○ | 3.3mm | 0.34g | #10-14 |
○ | 3.5mm | 0.40g | #10-14 |
○ | 3.8mm | 0.46g | #8-12 |
○ | 4.0mm | 0.50g | #8-12 |
× | 4.6mm | 0.75g | #4-8 |
× | 5.5mm | 1.25g | #2-6 |
ブラスビーズとフックの適合チャート
スローシンキングにしたい場合は比重の軽いブラスビーズを使い通常のニンフフックを使います。
国際競技用 | ビーズの直径 | ビーズ重量目安(+-0.005g) | フックサイズ目安 |
○ | 1.5mm | 0.04g | #20-22 |
○ | 2.0mm | 0.06g | #20-22 |
○ | 2.3mm | 0.09g | #14-18 |
○ | 2.5mm | 0.10g | #14-18 |
○ | 2.8mm | 0.17g | #10-14 |
○ | 3.0mm | 0.20g | #10-14 |
○ | 3.3mm | 0.34g | #10-14 |
○ | 3.5mm | 0.40g | #10-14 |
○ | 3.8mm | 0.46g | #8-12 |
ジグニンフ・ジグフライのおすすめフック
リバーフィッシングにおいてフライタックルで使うジグニンフの場合、着水時点からボトムまで左右へロールしづらくキール状態が維持しやすく、岩の隙間に引っかかっても外しやすい「縦アイ」の物を使います。上は8番、下は22番まで揃っているものが使いやすいです。
止水で沈降速度を落としたり、フォール中に左右へロールさせることでマテリアルの波動を強めたい場合は「横アイ」のジグフックを使います。
ビーズヘッドニンフのおすすめフック
主にフォール中に使うスローシンキングのビーズヘッドニンフの場合、キール(上下反転)である必然性はなく
フェザージグのおすすめフック
スピニングEXULタックルまたはベイトフィネスULタックルでキャストできる限り、サイズに規定はありませんが、魚に飲まれないようにするための「マイクロルアー」基準である「全長20mm以上」を意識すると、フックサイズは#6以上が好ましくなります。
[itemlink post_id="29667″]
国際競技用フライのルール
ドロッパーではなくシングルフライのみを使う場合は競技開催者のルールに従うこと。競技者が同じタックルにセットできるフライは3個まで。フライ同士は50cm以上離れて固定されていること(遊動式は禁止)。
フック規定
シングルフックかつ初めから化学研磨されたバーブレスであること。
フックの全長(アイからベンドまで)は40mm以内でなければならない。取り付けるウェイトの最長サイズも同じ長さに収まること。
フライ・ドレッシングの規定
ビーズ及びウェイト
1つのビーズを除く全てのウェイトは全てマテリアルで隠されていなければならない。塗装はドレッシングと見做さない。
ビーズの直径は4mm以下までとする。
タイングツール&マテリアル,フライとタイング,フライフック・管付フックアトラクター,エリアフィッシング,フェザージグ,ユーロニンフ
Posted by Neversink
関連記事
ホバー・モッフィー
エリアフィッシングにおける水面および水面直下へのライズや浮遊物を探す回遊が起きて ...
丹沢ホームでチームフィッシング – 神奈川県
TFFCCの重鎮、エドウィンから「丹沢ホームへ行こう!」との掛け声があり、神奈川 ...
バブルヘッド ピューパ
エリアフィッシング愛好家の志賀さんの使われるプラビーズをヘッドにした「プラヘッド ...
東京発のフライフィッシング – 管理釣り場を活用しよう! 【好アクセス・イージー・リラックス】
日本の首都機能と人口が集中し巨大な経済圏である東京の周辺地域には、様々な管理釣り ...
ネオンもっふぃー 【ジグニンフ・フェザージグ兼用】
タングステンビーズとフックサイズを変えることで、フライタックルではジグニンフとし ...