ボーンフィッシュ・タード
Catch Magazineのフォトグラファー、ブライアン・オキーフが旅行中でも簡単に巻けるフライを考えたらこのパターンになったと言う説。ハワイ唯一のフライショップ「Nervous Water」出入りのガイドたちが間に合う数のフライを急いで巻く必要にかられて生み出されたという説。そのどちらが本当だとしても、「ボーンフィッシュ・タード」は最低限のマテリアルで効果的に珊瑚礁の魚を釣ることができる優れたパイロットフライです。
こちらはハワイや沖縄で使うためにアレンジされたバージョンになります。リーフフィッシング初心者の方でも見やすいフライなので、沈み具合や魚の出方など、慣れるまではおすすめです。
特長
フックのベンド部分にウェイトをつけるので、横方向へリトリーブする時は珊瑚礁に潜むアオリイカやウデナガダコの幼生のようにも見え、リトリーブをやめると「く」の字の状態でフォールする様子はエビやボケジャコのようにも見えます。オレンジカラーは底に潜む魚からも見つけやすく、アングラーからも見易いので、サイトフィッシングで目が慣れるまでのパイロットフライとしても最適です。
マテリアル
フック:がまかつ Bonefish #6-#4、ドヒーク HDS #4/6
スレッド:テックストリームGSPパワースレッド8/0
ウェイト:ダンベルアイ
テール:マラブーオレンジ
レッグ:ラバーレッグ – 2本を折り返して止めて4本のレッグにする
ボディ:テックストリーム ブリルUV
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使い方
浅い場所のボトムフィーダーのサイトフィッシングで使う場合。ボトムを意識している魚の進行方向の先に1mくらいのリードをつけてフライを沈めて置いてアタリを待ちます。魚が気づかない場合のみ、ゆっくりと10-15cmくらい底をズル引きします。
流れの緩い場所で使う場合。魚が着いている場所の1-2mくらい上流へ入れてテンションをかけずに流して沈め、魚の前でゆっくりとスイングさせます。
やや深めの場所で使う場合。狙った場所へキャストして、カウントダウンしてフライを沈めてから、ピッチの短いストリップを繰り返してフライを浮き上がらせて誘いをかけます。
戦績
- ボーンフィッシュ
- ハタの仲間
- トレバリー類
- ヤガラなどの珊瑚礁の魚
- メバルやセイゴ