コロソマ(パクー)
英名:Pacu / 学名:Colossoma macropomum
南アメリカ原産の外来種で、養殖や釣りのために移入されています。日本では静岡県の管理釣り場「浜名湖フィッシングリゾート」の夏の名物として人気のスポーツフィッシュです。
特長
雑食性で原産地では木から落ちた植物や昆虫、弱った小魚などを積極的に捕食するため、フライにもよく反応します。熱帯の淡水魚なので水温が下がるとあまり積極的に捕食しませんので天気を合わせるのが大事です。また捕食しやすいゆっくりと沈むものへの反応が良い性質も持っています。
フライタックル
コロソマは成長が早く、かつ小型(と言っても40cmサイズ!)でもファイトが強いこと。中には60cmサイズの巨コロソマも混ざるので、シングルハンド10番タックル、ソルト仕様のものでもシングルハンド8番以上をお勧めします。
またランディングネットは必須で、できれば取り込みしやすいテレスコピック・タイプのネットが便利です。口に並ぶ大きな歯を使いタネなども一瞬で噛み砕くアゴの力を持っていますので、フィッシュグリップもあると安全です。
リーダーは最低でも20lbクラス以上!大物は口の力が強いのでバイトティペットは40lb以上を30cmつけるのが推奨です。
フライパターン
水面下からボトムまで使い分けられるファジーなパターンで、水の色に合わせたカラーがオススメですが、フックはクロダイ用のタフなものに交換してください。
フィールド
コロソマを釣れるのは浜名湖フィッシングリゾートの夏期間だけ!HPで情報をチェックしてください。
また浜名湖はクロダイの名所であり、コロソマと大型クロダイのファイトは非常に似ているため、練習台にもおすすめです。
また、タイでは管理釣り場でコロソマを放流していることろが多いです。