チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)
英名:チャネルキャットフィッシュ / 学名:Ictalurus punctatus
北アメリカ原産の外来種で、日本ではアメリカナマズ略して「アメナマ」と呼ばれるナマズの仲間です。養殖や釣りのために移入されてから逃げ出したものが関東では霞ヶ浦水系(利根川水系)を中心に生息範囲を広げて、各地で見られるようになってから久しく、遅れて移入された関西でも奈良県を中心に生息が広がっています。
まだ瀬田川堰を越えてギリギリで琵琶湖に入ってないそうです。
特長
キャットフィッシュと呼ばれる通りネコのような口髭が8本生えており、その中で大きな2対のヒゲは水中で動くものを感知、下向きに生えた6本のヒゲはボトムを感知するため、トップウォーターからボトムまで狙える「キャットゲーム」はルアーでも餌釣りでも人気となっています。
日本古来のナマズと違い、日中も捕食活動を行うためよりも成長が早く、、霞ヶ浦系では80cmサイズを超えるものも釣られています。
デイゲームが楽しめるのでポイントさえ分かれば狙うのは決して難しくありませんが、左右の胸ビレと背ビレに硬いトゲがありますので、怪我をしないために、ランディングする時はネットを使うだけでなくフィッシュグリップもあると安全です。
特長
雑食性かつ非常に好奇心旺盛なため、フライにもよく反応しますが、水温が低い時期はあまり積極的に捕食しませんのでピンスポットでニンフで釣る釣りになります。産卵後、卵から稚魚が孵るまで、夫婦つがいで巣を守るため繁殖力が強く、あらゆる環境へ生息地を伸ばしていけます。
フライタックル
チャネルキャットフィッシュは小型でもファイトが強いこと。デイゲームでもボトムまで狙える方が釣りやすいことから、シングルハンド8番タックル以上、ソルト仕様のものでもシングルハンド6番以上をお勧めします。
フライパターン
水面下からボトムまで使い分けられるパターンがオススメです。