Neversink CDC Drake – 不沈CDCモンカゲロウ
Neversinkパターン2017年の力作。
モンカゲロウやチラカゲロウなど大型のカゲロウのハッチに絶大な効果のエクステンドボディのドライフライ。エクステンドボディ部分を作る必要がある以外はCDCソラックスダンと基本的に同じなので、最低限のマテリアルで量産しやすいフライパターンです。
着水する時のアクション、リアルなシルエット、CDCウイングのゆらめきが魚を誘います。安定した姿勢で浮かび、フックポイントを中心にするように重心を考えてマテリアルのバランスを考えてあるので、吸い込みやすくフッキングも良いフライに仕上がっています。
また、フォームを使ったエクステンドボディは耐久性が高く、濡れても浮いているのでチャンスタイムを逃しません。100匹以上のニジマスを相手にテストし、2017年シーズンの中禅寺湖のサイトフィッシングでは大活躍しました。
- 2026.5.9 – フォーム材を浮力を落とさずより柔らかい食い込みの良いマテリアルへ変更
ワンポイント
エクステンドボディの準備
エクステンドボディツールをバイスに挟んでマンドレル(芯棒)として使います。ない場合はボドキンのストレートタイプで代用することもできます。下巻きで使うスレッドが滑らかで強度のある素材でないと引き抜きづらくなるので、GSPスレッドを使います。
また一度慣れてしまえば、バックフロートニンフやシュリンプのボディにも応用ができます。
テール
マンドレルの端でスレッドで10mmほど下巻を行ったら、スレッドの余りはテンション維持で使うので切らずに残しておきます。
フェザントテールを3本巻き留めて、端を折り返して抜けないようにしたら瞬間接着剤を僅かに塗って余りをカットします。
アブドメン
フライフォームを幅5mm、長さ30mm程度の短冊型に切り出してから、先端をテーパー状にカットします。
テーパーフォームの細い先端を3-4回で優しく巻き留めます。
スレッドをマンドレルとフォームの隙間を通してから、次の節を少し大きくなるように同様に巻き留めます。
15mmほどのボディを形成したらウィップフィニッシュ。
残しておいたスレッドのタグエンドを引っ張ってスラックを取り除きます。湾曲したアブドメンが欲しい場合はスレッドを引っ張ることで反らすことができます。
取り付けとソラックス
ドライフライ用フックの重心あたりにスレッドを取り付けて下巻を行いエクステンドボディを乗せやすくします。
下巻き部分に瞬間接着剤を塗ったら、エクステンドボディを載せてスレッドで垂直方向およびフックシャンクとボディの隙間の水平方向に数回ずつ通して気をつけて締め込みます。
フックポイントの間に節を一つ追加してから、タグエンドを調整してカット。ダン・パターンの場合はフォームの残りをウイングケースとして使わないので先端をテーパー状にカットします。
スレッドで巻き潰しておきます。
アブドメンと同系カラーのスクイレルダビングでソラックスを形成します。
CDCを3枚、先端を揃えて重ねておきます。
CDCウイングの根本の余分な部分をカットして軸を揃えておいてからソラックスの上に取り付けます。
同系カラーのコックハックルを用意します。根本は抜けづらく短く刈り込んでおきます。
CDCの根本にハックルの軸を巻き留めます。
ウイングの後ろ側に3回、ウイングの前に2回ハックリングを行ったらヘッド部分をスレッドで綺麗にしておきます。
ヘッドでウィップフィニッシュしたら、ハックルを指で上へ扱き上げておいてから、シザースでフックシャンク真下の部分だけカットすると水面で姿勢が良くなります。動きを出したい場合はカットしません。
必要に応じてコピックでカラーリングして現地のパターンに近づけるようにしてください。
マテリアル
フック:ドヒーク HDD301 #10、HDG645 #8
スレッド: テックストリーム パワーGSPスレッド 16/0 (50D) ホワイト
テール:フェザントテイル3本
エクステンドボディ:フライフォームデラックス2mmサーモン、ブラウンなど(現地のハッチのカラー)
ソラックス:スクイレルダビング
ウイング:CDC・ナチュラルを3枚重ね
ハックル:コックネックハックル・タン
ツール
マンドレル
大小2つのサイズが入ってお得なエクステンドボディツール。
一直線になっているものが代用できます。
瞬間接着剤
着色する場合はカラーリング用コピック
ナチュラルに合ったカラーを持っておくと他のパターンでも便利です。
使い方
CDCソラックスダンと同様にマッチザハッチとショットガン(釣り上り)の両方で使います。絶妙な着水インパクトとリアルなシルエット、CDCウイングの揺らめきが決め手となりますので、CDCウイングは水をしっかりと切ってドライシェイクなどをまめに使い、動きが良い状態を維持してください。
使い方:マッチザハッチ
湖や川の砂混じりの浅瀬でモンカゲロウやチラカゲロウがハッチしていることが確認できる場合に使います。
4-6フィートくらいのティペットを使い、フライを空中でターンオーバーさせてしっかりアピールしてから魚の視界内へ落とします。もしくは魚の視界外の上流側に落としておいて、魚の着き場所までナチュラルドリフトさせます。
使い方:ショットガン
湖ではかけあがりや障害物のキワ、川ではバブルレーンを目標として、空中でフライをターンオーバーさせてから水面へ落とします。魚の着き場所が深ければ深いほど高い位置でストップさせてから落としてください。
戦績
- ブラウントラウト
- ニジマス、ホンマス、サクラマス・ヤマメ
- アメマス、ニッコウイワナ、ブルックトラウト