CDC インジケーターフライ
ユーロニンフの中でもフレンチニンフやスパニッシュニンフにおいてドロッパーとして結ぶドライフライ、すなわち「ドライドロッパー」として使う中でもシンプルなフライパターンです。
単体で使ってもアトラクタードライとして使えるだけでなく、わざと水中へ沈めてもエッグ系フライとして機能します。
フライの特長と構成
アングラーからの目印となりつつも、水中へ沈めた時はホットスポットとして機能するように水切れの良いアントロンヤーンをインジケーターとして使う他は、とにかくCDCを密にハックリングすることで浮力を担保するだけでなく、水面での動きや繊維の揺れで、スレた魚の警戒心を上回る誘い効果を生むことを目的に巻かれています。
時短するにはあらかじめブラシ状に作られたCDCウィックスを使いまが、軽く作るためには手間をかけてCDCハックリングします。
ステップ解説
HDD301の12-16番から選んでバイスへセットしてからスレッドで下巻きを行い、シャンク後端に切り出したアントロンヤーンを取り付けます。
折り返したらスレッドで根本をしっかりと固定します。
好みの長さにカットしてテール完成。水面での姿勢制御のためにベンドより少し長めにカットする場合、あえてバランスを崩した転がるような動きのためにギリギリ短くカット、流れが強いところや落ち込みで沈めて使う場合は長めのカットとなります。
時短する場合・・・CDCウィックでボディ形成
あらかじめCDCを細いワイヤーに挟み込んでブラシ化した「ウィック」の先端をシャンク後端に固定します。
後方へファイバを撫で付けながら、軸で繊維を巻き潰さないように軽く揺らしつつタイトにアイの後ろまで巻きつけて固定します。
余分をカットしてウィップフィニッシュしたらブラッシングで毛を立たせて完成。
軽量さを追求する場合・・・CDCハックリングでボディ形成
手間はかかりますが、軽量化を追求する場合は軸糸を軽くできる、GSPスレッドを使ったスレッドループにCDCファイバーを挟んでブラシ化する方法でハックリングします。
巻き付けるCDCは毛並みが良いものを2、3枚重ねてバット側で揃えておきます。
フェザーブロックに押し込んでファイバーを谷折りにさせて露出させます。
ヘアークリップで掴んでシザースでカットしてから、スレッドループへ移します。
時計回りに回転させてしっかりテンションがかかる状態までタイトにフレアさせます。
ファイバーを後方へなでつけながらアイの後ろまでぴっちりと巻きつけていきます。フックシャンクが長くて足りない場合は再度繰り返します。
ウィップフィニッシュしたらブラシで毛を立たせて完成。
マテリアル
フック:ドヒーク HDD301 #12-16
スレッド:テックストリーム GSPパワースレッド14/0ホワイトまたはブラック
インジケーター: テックストリーム アントロンヤーン蛍光カラー
ボディ:ドヒークCDCウィックス、またはCDCハックリング
ツール
スレッドループしやすいボビンホルダー
スレッドを割いてCDCハックリングに使うツール
使い方
水面・水面直下を目印かつアトラクターとして使うドロッパーとして結びます。
メインラインから5-7cm程度に短くセットして、ドラグを減らし水中のニンフの動きに干渉しないようにしておいて水面をトレースします。
魚の反応が悪い場合は水面に乗せてドリフトさせたり、水面直下へ入れてしまってウェットフライとして誘います。
戦績
- ヤマメ、ニジマス
- イワナ