知床の渓の鱒たち

2020/11/25アメマス,イワナ,オショロコマ,サクラマス,フライフィッシング,北海道,渓流,知床

家族旅行で知床へ出かけた際に、1日だけ釣りに行きました。早起きして子供たちと一緒に2時間、午後に急用のため空港へ移動する間に3時間強という短時間のセッション2回のみ。いつものランガン釣行&撮影の上、慌ただしいスケジュールの中、知床の大らかな魚たちがたくさん遊んでくれました。

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トラウト・フライフィッシングの楽園

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日本国内には在来種・外来種合わせて12種(亜種を除く)という数多くのサケ科の魚が生息しています。北海道とその群島だけでそのうちの9種を育んでおり、日本列島の中で最もサケ科の魚の魚影が濃い場所だといえます。

北海道に生息するサケ科の魚種

1.サケ属 - シロザケ、カラフトマス、ヒメマス(ベニザケの陸封)、サクラマス、ニジマス、ブラウントラウト
2.イワナ属 – アメマス、オショロコマ(ミヤベイワナ含む)
3.イトウ属 – イトウ

サケとサクラマスに関する漁業規制

貴重な資源を守るため、陸封もしくは湖沼型のサクラマスおよび解禁期間のヤマメを除き、北海道の内水面ではシロザケ、カラフトマス、サクラマスの捕獲は許されていません。河口から離れた海岸での捕獲に限り、遊漁が許可されていますので、釣りに行かれるかたは必ず規則を確認してください。また、一部の河川には漁業権が設置してあったり、種川として一切の釣りが禁止されている川もあります。必ず行き先を確認してから釣りへ出かけてください。毎年、密漁者が厳重に処罰されています。

野生動物への注意

北海道の原野や森林は、ヒグマの生息地となっており、特に野生保護区が設けられている知床近辺はヒグマ密集地帯となっています。通常クマから人間に近づいていくことはありませんが、餌付けされてしまったクマやばったり出会ったクマは人間を攻撃することがあります。釣行される際は、クマ鈴やラジオなど物音のするものを携行し、見通しの悪い場所では手を叩いて人間の存在を知らせるようにしてください。

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