ラージマウスバス

02 Feb ラージマウスバス

英名: ラージマウスバス/和名: ブラックバス/学名: Micropterus salmoides (Lacepede, 1802)


淡水におけるゲームフィッシングにおいて、頻繁にトーナメントが開催されるほどに、最も人気が高い魚、それがラージマウスバスです。

丸沼鱒釣会の赤城鉄馬氏により、北米からスモールマウスバスと一緒に放流されたのが初めての移植とされています。1925年に政府の許可に基づき芦ノ湖に放流されて以来、本州各地へ放流が広げられ、戦後は進駐軍のレジャー振興策の中、有望なゲームフィッシュとしてさらに放流が進められた背景があります。

1970-80年代のゲームフィッシングブームのけん引役として積極的に放流が続けられた結果、今では日本各地で見られるようにまでなりました。非常に食欲旺盛で口に入るものなら何でも食べることと、巣作りの習性があるために、容赦なく縄張りへ近づく他の魚を攻撃したりするため、この流れと並行して、日本の在来種への影響が早くから心配されていたため、漁業関係者や生物多様性保全に関わる研究者たちから警鐘を鳴らされてきました。

企業やアングラーによる有志放流と各自治体による禁止条例がイタチごっこ状態となって続いてきた後、2004年には国会で外来生物法が成立して、全てのサンフィッシュ科の魚が特定外来種指定を受けたため、現在では生きたまま搬送したり飼育することが固く禁じられています。通常のキャッチ&リリースは問題ありませんが、一部の水域ではリリースが禁止されているため、釣りあげた魚をキープすることが求められています。

http://www.env.go.jp/nature/intro/4document/law.html